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ぴくしぶ





さて、と

ayu.jpg

↑の三人がメインのSSでも書いてくる。
ジャンル?想像にお任せwメインじゃないから多分粗いよ。
何か唐突にこういうメインから外れたSS書きたくなるから困るwww

続きからどぞー。
【そんな世の中で生きているから】

きっと誰よりも近くにいるから解ること。
きっとずっと見ていなければよかったと思うこと。
背徳感に苛まれながらこの先私達は―――。



ある休みの日の朝。お姉ちゃんを起こしに部屋に向かう。
慣れた足取りで部屋を覗くと、そこにはもうお姉ちゃんが起きていた。
「あ、おはよう。お姉ちゃん、起きてたんだ」
「おはよーう!えっへん、がんばっちゃいました」
そういうお姉ちゃんは近くで見るとどこか眠そうで。
私が大丈夫?と聞くと途端にお姉ちゃんは私の胸の中で
すやすやと夢の中へ旅立っていってしまった。
起きたのに二度寝?まさか…とは思うけど徹夜、とか。
そんな考えを取り払いながら、お姉ちゃんをベッドまで運ぶ。
朝ご飯はもう出来ている。私にも今日は出掛ける約束があったので
お姉ちゃんを気にかけながらも、まずはキッチンへと戻った。
一人で食べる朝食はどこか味気ない。
そう思いつつ、用意しておいたもう一人分の朝食にラップをして
簡単な書置きを残しておく。あの様子じゃ当分は起きそうにない。
私は自分の部屋に戻って出掛ける準備を整えた。
家を出る直前にもお姉ちゃんの部屋に顔を出してみたけれど
やっぱり起きてはいなかった。
静かにドアを閉めて、私は家をあとにした。



本当はあのまま起きて憂の朝ご飯を食べるつもりだった。
だけどそれは出来ない。出来そうになかった。
こんな顔じゃ。最初に憂が入って来た時は
抱きつきながら寝ることで上手く誤魔化せたみたいだけど
…実際寝た訳じゃない、けど。この顔は早くなんとかしないといけなかった。
我ながら酷い顔だ。こんなにも欲しいものがあるのに
手に出来ない。届く距離にいながらずっと待て状態。
涙は枯れることを知らない。
枯れることを知っていても永遠に流れるような気さえして。
私は。
リビングに置いてある憂の書置きを見て、更に頭の中が滅茶苦茶になる。
もうどうしたらいいか判らない。
なんで姉妹なんだろう?どうして憂なんだろう。
頭の中で整理しようとしても、上手く出来ない。
そして私の嗚咽が虚しく部屋中に響き渡る。
こんな目で見る姉でごめんね。
でも憂には幸せになって欲しいんだよ?
それだけは確かなんだ。
この想いが叶わないと知っているから。



やっぱり待ち合わせより早く来れた試しがない。
それは憂がしっかりしているから、とか
そんな言い訳は言うつもりはないけれど。
一回くらいは早く来てみたい。
私に気付くと満面の笑顔。変なところで唯先輩に似ていて
時々顔が熱くなる。そんなことは露知らず。
最近の憂は結構大胆だ。近くに来た私を思いっきり抱きしめている。
なんの真似?と返せば、お姉ちゃんはいつもこーでしょ?と答える。
そりゃ唯先輩はTPO弁えずスキンシップをしてくるけど。
部に入った頃はそれが嫌で仕方がなかった。
入った頃は。
今は…入った頃に戻れるなら戻りたい。
私が唯先輩からのスキンシップが嫌でない、寧ろ心地いいと思う自分を消し去りたい。
どうしてこんな気持ちになったんだろう。
暫く無言で歩いていた私に、肩を叩かれる感触。
振り向くと憂は髪の毛を解いていた。
唯、先輩、という声をなんとか抑えながら憂を見つめる。
帰ってきた言葉は自分とデート中くらいお姉ちゃんのこと忘れようよ、だそうだ。
言葉の中に聞き捨てならない単語が入っていた気がするが、これ以上怒らせてもまずい。
憂との会話もどこか上の空なまま、この日は別れた。
私はサイテーだ。
妹と仲良くしていながら、姉の唯先輩が好きだとほざく。
この気持ちを誰に言おうともしないけど、いつか自分が壊れそうだった。



きっといつか必ずとか。
きっと誰かが助けにだとか。
そんな安っぽい考えを持ち続けながらこの先私達は―――。


あとがき
憂→梓→唯→憂
とらいあんぐる・らぶ。
この三人で一回やってみたかった、それだけwww
このとらいあんぐるは終着点を知らない。
あ、石投げないでw
[ 2011/02/11] その他SS |