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140文字

ccnnakk.jpg

最近ツイッターの制限140文字きっかりで何か書いてることが多いから
久しぶりにSSでも書くよ。書くよ。
【だってにゃーって言うから】

「はい、罰ゲームBOX!」
「はい、ってあかりまだ負けてないよぉ!!」
「諦めろ、あかり。ババ抜きで結衣とあかりが残ってお前に勝てる筈がなかろう」
京子先輩の言うとおりだ。
トランプで勝負していた私達ごらく部の面々は
京子先輩が早々と抜けてしまい、私も悪いと思いながらもさっき上がったところだった。
「ところで京子先輩。罰ゲームって何が入ってるんです?」
「こいつのことだ、どうせ碌なもんじゃないよ…あ、上がり」
「ふ、ふわぁーん!」
あかりちゃんは手元のババを持ってぷるぷるしていた。
「あかりー、罰ゲームな」
「ううぅ…」
「お前、あんま変なのだったら引き直させろよ?」
「えー」
「そ、そうですよ!あかりちゃんが可哀想です」
そして、あかりちゃんが引いた罰ゲーム。
それは。
『語尾に「にゃー」と付ける。(今から二十四時間)』
…。
……。
………は?
「あ゛ー!それ、ちなつちゃんに引いて欲しかったヤツ」
…………………は?
「な、何言ってんですか!京子先輩」
「えー、だってぇ」
「大丈夫か、あかり?」
「あ、平気だよぉ……にゃー…」
「聞こえないぞーあかりー!ちゃんと言わないとネコミミメイドのオプションも付けるけd」
スパァン
結衣先輩に突っ込まれてた。
さてと。
「あかりちゃんどうする?今日。もう迂闊に喋れないでしょ」
「そうだね…あかりもう帰ろうかなぁ…にゃー」
「二十四時間語尾に「にゃー」言ってくれるんなら帰ってもいいぞー」
「お前黙ってろ」
「それじゃ、帰る?あかりちゃん」
「うん、ごめんね。ちなつちゃん、にゃー」
何もそんなに律儀に罰ゲーム執行しなくても。
私だったら余裕でやらない、こんなの。
…。
はぁ。
一つ溜め息を吐く。
仕方ないなぁ。
「すみません、結衣先輩。私も今日はこれで失礼します」
「あ、うん。気を付けて帰ってね」
「ちなつちゃんまで帰っちゃうのー?ちゅまんないー」
なんとなくウザい京子先輩は軽くスルーして、私はあかりちゃんと一緒に部室を出た。



「ちなつちゃん、なんで?…にゃふ!?」
「もう罰ゲームやんなくていいってば。一緒にいるこっちが恥ずかしいんだから」
「わはっひゃあ…へぇほへてー」
「あ、ごめん」
思いっきりあかりちゃんの口を塞いでた。
勿論手で。手で!!!
「ちなつちゃん?」
「え、ああ…何?」
「今日はありがとうね。あかりが罰ゲームで自由に喋れないの分かってくれたもん」
「いや、普通に分かるでしょ。てか、あんな罰ゲーム最初からやんなきゃいいのに」
「でも折角京子ちゃんが用意してくれたんだし少しくらいはと思って」
「まあ、分かるけどさ」
あかりちゃんの顔を見て考える。
冷静に考えてこの顔でにゃーとか言われたらどうなんだろうと。
考えても仕方がなかった。
「どうしたの、ちなつちゃん」
「ああ、もう一回にゃー付けないかなと思って」
「ええ!?ちなつちゃん、恥ずかしいんじゃなかったのぉ!!?」
「恥ずかしいよ?そうだ!恥ずかしいセリフに「にゃー」付けるってのは?」
「は、恥ずかしいセリフ?」
「うんうん♪」
「ち、ちなつちゃん、大好きだ…にゃー」
「……」
「……」
「……」
「な、なんか言ってよぉ!?」
言える訳ない。
そのままの勢いでキスしそうになりましたなんて。
やるなら室内やるなら室内。
―――
――

「あかりはなんで二十四時間語尾が変化してないんでしょうねぇ」
「あんなのお前が楽しんでるだけだろ」
「ちぇー。結衣にゃんのケチ!カレーくれ」
「生憎今日はカレーじゃねぇよ」


あとがき
某診断メーカーのカプ妄想語ったーから引用。
やるなら室内。
[ 2013/06/03] ゆるゆりSS |