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松さんおめ

続きからネ申こと松さんの誕生日記念に送りつけたSS載せておきます。
反省?してないよ。
去年の見ないと分からんかもwwwえ?見ない??
ゆるゆり(ごらく部)xpkmn(イーブイ)SS続きからどうぞ。
【夢でもし逢えたら素敵なことなのかな?】

疲れた、で済む話じゃなかった。
昨日はとにかく大変だったのだ。碌に解決策も出ないまま、眠りについた。
「…ん」
目を覚ました結衣が最初に思った事。
ああ、夢でもなんでもないんだな、と。
「おはよぉ…」
「おはよう、ちな…じゃなくてあかりだな」
「うん、あかりだよぉ。えっと結衣ちゃんだよね?」
二人顔を見合わせて苦笑いする。声は本人そのものでも姿は全く違うという頭をこんがらせるには充分な状態なのだ。
「おはようございます」
「あ、ちなつちゃんおはよう!大丈夫?色々」
「大丈夫じゃないわよ!あかりちゃん、早く私の身体返して」
「ええぇー!!?」
一方で、ちなつの身体はおだんごと愛称が付けられた生き物になっていた。
全てはこのおだんごが元凶と言っても過言ではない。
とは言っても、おだんごを責めたところで何も解決しないのは昨日話し合った結果解っている。
「おはよー」
「あ、おだんごさん。おはよぉ」
「おはよう。えっと、悪いけど京子の奴も起こしてくれ」
「はーい」
自分の姿になったおだんごを見て、結衣は未だに慣れなかった。
「きょうこーおきてー!あさー!」
「うーん…」
「京子先輩のマイペースっぷりここまで来ると見てて清々しい」
「あはは」
もぞもぞと京子が起き出してきた。



「おはよう!諸君」
「…早く起きろよ、全く」
「おはよう、京子ちゃん」
「はいはい、おはようです」
「おはよう!きょうこ」
「おだんごー皆が冷たい」
「ふーん……あ、はやくごはんたべたい」
「まて!おだんごが一番冷たい」
若干の眠気を残しつつ、京子達は朝食の準備をし始める。
やがて準備が終わって、いただきますの挨拶と共に一番に口を開いたのは。
「解ってましたけど。生野菜食べるとかないですね」
「ちなつちゃん、我慢して!」
「解ってるってば。あかりちゃんは前よく耐えられたねって話」
「ちなつ…やさいきらい?」
それをおだんごに言われると、自分の考えてる事が馬鹿馬鹿しくなった。
「でも、正直な話どうする?今日は日曜だけどさ」
「そうだな、今日元に戻らなかったら次の日の月曜は……考えたくないが」
「つぎのひ、なにかあるの??」
口の周りをバターで汚した結衣姿の中身おだんごが問いかける。
そんな様子に京子が雑に拭いてやりながら学校、とだけポツリと言う。
これをずっと見ていた黒いオーラを放ったちなつを先程からあかりが抑えていた。
「がっこう?」
「でもちょっとだけおだんごを学校に行かせてやりたいって気持ちが私の中ではある!」
「…あかりの姿でそんな事聞きたくなかったな。学校に行かせない為にも今日中に頑張ろう」
「ですね。私もいつまでもポケモンの姿なんて嫌ですし」
朝食を終えて、これからどうするかとまた話し合いをする。
「あかりがおだんごさんの姿になってた時みたいにその場の勢いでやったらまた…」
「そうよ!今みたいにシャッフルするだけじゃない」
「いっそ、自分に戻るまでシャッフルし続けるとか」
「おい、そこのトメィトゥ」
「今はわんわんだろー?」
「それ、あかりの姿だからでしょ!?もう!京子ちゃん」
「ねえねえ、はやくしないとあしたになっちゃう」
時々飛んでくるおだんごの突っ込みが心に響いた。
「なんで、おだんごのCVって入れ替わった人と一緒なんだろうね?」
京子が言った言葉に結衣は知らないと律儀に返しながらも、何も進展がないのが悲しかった。
「あ、そういえば。あかりとちなつちゃんって今日もし泊まる事になっても大丈夫?家」
その京子の問いに一番反応したのは、おだんごの姿になっているちなつだった。



「あ」
考えてみれば、尤もである。ちらりとあかりの方に視線を送るとニコニコと笑顔だった。
「あかりは今日もし遅くなるようだったら泊まるかも知れないって言ってきたよぉ」
そう頭上であかりの声で自分が喋っている(ように見える)。
複雑な気分は拭えないまま、今自分があかりの膝の上にいる事に気が付く。
「ちょっとあかりちゃん!」
「へ?」
色々と言いたい事を抑えながら、今日についての話に戻した。
「ちなみに私は何も言ってきてないです。今日もし間に合わなかったら連絡しないと」
「ふむ」
「その前に戻れる方法早く見つけないとな」
「大丈夫大丈夫!そのうち見つかるって!な、おだんご」
「うーん……うん」
「うんじゃないよ、おだんごも。どうしようホント」
「結衣先輩、頑張りましょう!」
「あかりも頑張る!」
本当は薄々頑張ってどうにかなる問題じゃない事くらい解ってたつもりだった。
ただ、そう口にしないと気力が根こそぎ持って行かれそうだったのだ。
「でもさー」
「なんだよ、京子。ただでさえ厄介な状態なんだから下らない事だったら」
「違う違う。もしこのままで月曜学校行く事になってさ」
「がっこういきたーい」
ちょっとおだんご黙ってて!とちなつの一喝でおだんごは黙ってしまった。どこか小さくなったようにも見える。
「あ、結衣先輩の姿だから可愛い」
「ちなつちゃん、心の声聞こえてるよ?」
「そろそろいい?そこのお二人さん。あ、姿は二人じゃないか」
「なんですか、京子先輩。さっさと喋って下さい」
「…ホラ。何かあるんだろ?」
「うんうん。学校だけど、どっちみち今のままじゃちなつちゃん行けないよねって話」
それを聞いた瞬間。
「ち、ちなつちゃん!暴れないでぇ~!!!」
「い~や~!今すぐ元に戻る~!!」
「おい、余計混乱させてどうするんだ」
「混沌―カオス―を作りたかった」
「お前もう喋るな」
京子と結衣がそんな会話を続ける中で、あかり一人ちなつの暴走を止めていた。



「さて、真面目に考えよう」
「お前が一番真面目じゃないの解ってて言ってるのか?突っ込んでやらないぞ」
「結衣にゃんは相変わらずだなー。で、考えよう」
「しっぱいしたらやだもんね?どうするのー」
漸く落ち着いたちなつも話に入ってきた。あかりはと言うと、一人疲れ果てていた。
「ホラ!あかりちゃん。そんなところでバテてないでこっち来て!」
「えー…元はと言えば誰のs」
「何か言った?あかりちゃん」
「ウウン」
可愛い姿のイーブイから、邪悪な何かが漏れているのをあかりは見てしまった。
「でもどうやったら戻るかな?」
「ちょっと、本当に今日中に戻らないと私どうなるんですか!」
「ちなつちゃん、抑えて」
「なんだかんだで昨日皆パニックになっちゃったからお風呂も入ってないじゃん?」
「…そうだったな」
「おふろ?」
ちなつは最早暴れない。暴れはしないが、あかりのちょっとした様子には敏感になっていた。
「あかりちゃん。言いたい事あるなら言ってよ、我慢はよくないよ」
「え、あ、えーと」
「ん?なんだ、あかりー」
「あ、わかった!あかり、といれいきたいんだ!」
思わぬところから攻撃が来て、あかりは激しく動揺する。
「あかりちゃん、解りやすっ!!!てか、トイレなら早く行けば…」
「姿ちなつちゃんなのにー」
「その辺は昨日話し合っただろ。どうしても恥ずかしいなら本人も連れて行くって」
「ち、ちなつちゃ~ん………」
「はぁ、しょうがないなぁ。この姿じゃ私も一人じゃ出来ないし」
「うおぉ、あかり羨ましすぎるぅ」
「京子先輩は黙ってて下さい」
「いやんっ」
「お風呂どうするかな。あかりがあんな様子じゃ」
そう結衣は呟いてから、当てになりそうでなってない幼馴染と、中身はポケモンの自分自身を見て溜め息を吐いた。
「幸せ逃げるよ?結衣にゃん」
「はいはい」
溜め息は溜まるばかり。



「言ったらお風呂入りたくなってきた」
「唐突だな」
「だって入りたくなったモンは……結衣にゃん一緒に入ろうぜ!おだんごも」
「わーい、おふろー」
「ウチのお風呂はそんな広くない」
「でもおだんごとは入ってあげないとダメじゃなくて?」
「何キャラだよ…まあ、それはするけどさ」
「何話してるんですか?」
そこに、ちなつとあかりが帰ってくる。
「おかえり。ちなつ、あかり!」
「ただいまーおだんごさん」
「挨拶はいいから!話してる内容…」
「お風呂入ろうぜ!って言ってた」
「な、な、な、ななななな」
多分、ちなつは今面白い顔をしているんだろう。彼女を抱っこしている状態のあかりには見ようとしても見えなかった。
「ホラ、お風呂の大きさもあるからどうしようかって」
「なななな、で、で、ですよね!結衣先輩は勿論、」
「こんな状態だし、おだんごと入るけど」
「でーすーよーねー」
ちなつは今確実に面白い顔をしている。今度はあかりでも解った。
「そこで私が乱入する訳だよ、ちなつちゃん」
ちなつを下ろし、あかりも席に着いたところで京子が言葉を発する。
これに反応しないのはほぼこの空間にはいなかった。
「あれだけあかりちゃんの姿で冗談言うなって言いましたよね?先輩」
「だから狭くなるだろ、バカ」
「きょうこもわたしといっしょに、おふろはいりたいの?」
こんな風に。
京子は集中砲火を浴びていた。
「あれ?じゃあ、あかりは一人で入るって事でいいの??」
「えっ!」
「や、だって…」
「あかりちゃん、忘れてないよね。身体は私のなの」
「うん、忘れてないよ?」
「私の身体ねっとり見るつもり?」
「ええー!?何その言い方ー!」
「トイレの時と同じでいいんじゃない?悔しいけどちなつちゃんはあかりに任すかー」
「まあ、そうなっちゃうよな」
結衣にまでこう言われては、ちなつはもう何も言い返せなかった。



最終的に、京子、結衣、おだんごが先にお風呂に入っている。
最後まで納得行かなかったちなつは、今もご機嫌が宜しくない。
時々、お風呂場の方から楽しそうな声も聞こえてくる。
「はぁ……」
「ちなつちゃん、そんな大袈裟に溜め息吐かないでぇ~」
「だって…」
ちなつはそう言ってあかりの方を一瞥したあと。
「はぁ……」
また溜め息を零した。心なしか先程より溜め息が大きい。
「もう!そんなに溜め息ばっかりのちなつちゃんにはこうっ!」
「ひゃい!!?」
あかりは両耳を持つと痛くないくらいに引っ張ってやった。
結構引っ張るのが楽しくてなかなか離せなかった。
「いいなぁ、ちなつちゃんは姿が変わってももふもふって言われるもんねぇ」
「何言ってんの?あとそろそろ耳離して」
「あ、ごめんねぇ。でも、今の姿なら練習とか恥ずかしくないね、お互い」
「何言ってんの?あとそろそろ耳離して」
「ちなつちゃん同じ事言ってる…」
「あかりちゃんが変な事言うからでしょ」
ちなつはあかりからの両耳攻撃をかわして、お風呂場を見つめる。
早く出て来てくれないものか、一瞬そう思ってしまった。
「おだんごさんに時間取られてるのかな?」
「んー」
ずっと見ていた事をそう取ったあかりが話しかけてくる。
適当に相槌を打ちながら、ちなつは先程あかりが口にした言葉を思い出してしまった。
『今の姿なら練習とか~』
「ちなつちゃん?」
「え?な、何!?練習はしないよ」
「う、うん。どうしたの、急に」
「どうしたの、じゃないでしょ!?練習どうこうってあかりちゃんが最初に」
「言ったけど…いつも言ってるのはちなつちゃんの方でしょ?」
「それは」
デートの予行練習もなんだかんだで、キスしてってちなつちゃん言いだすしとあかりは続ける。
まだあかりは何か言おうとしたところで、三人(中身は二人と一匹)がお風呂からあがってきた。
「うん?二人共どったの??」
真っ先に京子が声を掛けてくるが、あかりはそれに苦笑いするだけ、ちなつは安定の無視だった。
「おだんご、あんまりはしゃぐな」
「はーい」
結衣とおだんごも出てくる。
一気に部屋の中の空気が変わった気がした。
「あかり達も入ってきなよ」
だけど、そんな気分に浸れたのも一瞬だけで。
ちなつはあまり気乗りしないまま、お風呂場の方へと
あかりに連れて行って貰うのだった。



二人が出てくる頃にはお昼ご飯が用意されていた。
あかりが横目に見たキッチンは、物凄い事になっていた。
京子とおだんごは既に席について何か喋っていた。
「全部あいつらの所為だ」
そう結衣とすれ違いざまに聞こえた言葉は未だあかりの耳に残っている。
「あ、来た来た!お昼にしよーぜー」
「おひるー」
「てか、食べてから真面目に考えないとそろそろ笑ってられないぞ?」
「そうですよ!!!」
「あかりが眠くなっちゃう前になんとかしなくちゃだもんねぇ」
「それだよなぁ。昨日はいや、いつもだけど見事にあかりだけ寝ちゃって」
「京子ちゃん!いつもとかいいから」
賑やかな食卓も食べ終わってしまえば、静かなものである。
テーブルの上を片付けながら、つかの間の休息。
「どうやって戻ったものかな……」
「いっそ戻らないで、またこのネタを一年引っ張るってのもアリなんじゃね?」
「何言ってんですか」
「メタいこと言うなよ」
「あかりも何か出せよー。また存在感が薄くなるぞ」
「え!?」
「おだんご、京子に体当たりしろ」
「はーい!」
「待て待て待てー!!!」
気が付くと長い事休憩している。
こんな調子だからいけないのは、頭では理解しているのに。
中々話も進まないし、進められなかった。
「ポケモンの技以外でも戻る方法考えないと…そもそも戻れるのか?」
「うーん。わたしもわかんない」
「あ。そうだ、あかり」
「なぁに?京子ちゃん」
「お風呂気持ちよかったか?」
「え?うん気持ちy」
「ちょっと、京子先輩!何言わせようとしてるんですか?」
「ちなつちゃんの身体はどうだった?ってn」
「え、えーーーーー」
また脱線してる。
結衣は密かに思いながら何回注意しても無駄な幼馴染と、
毎回被害にあってるもう一人の幼馴染を交互に見ながら
今日何回目かの溜め息を吐いたのだった。



もう無理かも知れない。
目の前で起こっている一連のやり取りを
ただひたすら傍観しながら半ば結衣は諦めていた。
「あ、そうそう。あかりの身体は何も成長しとらんのな」
「きょーこちゃん!」
「京子先輩、あんまりあかりちゃんで弄らないで下さいよ」
「えー。そういうちなつちゃんはどうだったの?洗って貰ったんでsy」
「先輩。あんまり私で弄らないで下さいよ…どうなっても知りませんよ」
黒い何かを発したちなつは、それ以降殆ど口を開く事はなかった。
「ねーねー、きょうこ。ゆいがなにかいいたそうだよ?」
おだんごはそんな空気にお構いなしに京子を呼び止める。
実はおだんごは人間の姿になって数十時間。色々と好きに遊んでいた時間が多い。
「で?結衣にゃん。どうしたのかにゃ」
「なんだ、そのにゃってのは」
「まあまあ。それで、何?」
「いや、このままのペースだと確実に元に戻んないけど?って事」
「わっ!ごめんねぇ。結衣ちゃん」
「いや、あかりは別にいいけど」
それを聞いた京子がなんであかりには優しいんだよーとか、
仕舞いにはちなつちゃんの姿のあかりに何かする気だ!とか、
言い出してきたので結衣は心地いい音を京子に浴びせた。
「悪いな、あかり。身体はお前のなのに」
「いいよぉ。でも今戻れたらあかり頭痛くなってるのかな?」
「どうだろ」
ぽふぽふ。
あかりの膝を叩く何かの前足。
いや、イーブイの前足で今はちなつが中に入ってるのは知ってるのだけど。
ちなつの方を見ると、未だにぽふぽふと膝を叩いてくる。
「ちなつちゃん?」
「………あかりちゃん、察してよ。もうっ!」
「え、あ…」
「ちなつ、といれ?いってらっしゃーい」
無邪気に言うおだんごがちなつには恨めしかった。
連れて行って貰う途中、結衣も京子も出来るだけ見ないようにした。
特に京子と目が合ったら最後、弄られるのがオチだからだ。
「あかりちゃんはいいの?」
トイレに着いてからちなつはあかりに向かって言う。
「あかりより、まずちなつちゃんだよぉ」
「……じゃなくて。その、トイレ」
さっきお風呂に入ったこともあってか、羞恥心はあまり感じなくなっていた。
「うーん、そうだね。しちゃおうかな」
「うん、そっか」
「「……」」
とは言っても。
ほんの少しでも沈黙を保つくらいの事はやはり難しいのだ。



「おかえりーん」
「京子、どうするんだ、結局」
「どうするって言ってもね、結衣にゃんが解らないのに私が解る訳ないじゃん」
二人がトイレから戻って来ると、元に戻る方法を結衣や京子、おだんごで模索していたようだ。
模索…していたけれどもうダメだろうと完全に諦めているのは京子だろう。
おだんごが散らかした漫画を片付けるどころかその端から読み始めている。
「どう思う?」
「どうって?」
ちなつはその様子をあかりに問いかける。
一方で、あかりの顔には?が取れる事はなかった。
「だからさ。今が楽しいポケモンと、戻れなかったら別にいいや!な先輩と真面目に方法考えてる先輩と」
「ちなつちゃん?」
「絶対戻れないフラグ立ってるでしょ、これ。どうすんのよ」
「どうするって……どうしよっか」
「訊いてるのは私だけどね。戻れなかったらあかりちゃんの所為ね」
「えー!?」
眠くなってきたちなつは、目を閉じる事にした。
大丈夫!目が覚めたらきっと元に戻ってる筈。
「昨日の夜、寝た時もそんな事言って起きたら戻ってなかったよねー」
「京子先輩、人の心読まないで下さい」
「読んでないよー。こう思ってるのかなーって言ってみただけ」
「そう言うのを人は読んでるって言うんだよ」
「もう!結衣にゃんはいいところで会話に入って来るんだから」
「はいはい」
その様子をいつものように一歩引いて見ていたあかりは窓を見て。
「あ、雨!」
そう。危ない雲が立ち込めていた空からとうとう雨が降り出して来た。
「降ってきちゃったぁ」
「あーあ。もう無理だな!」
「お前はなんで嬉しそうに言うんだよ」
「あしたも、わたしたちこのままなの?」
「あかりちゃんの所為だー」
「ちなつちゃん、それ違うからぁ」
結局、グダグダになったまま。
時はもうすぐおやつ時。
ここまで何も出ないのに、今更何かいい案が出る筈もない。
部屋にいる彼女等は考える事を一切止めた。
「今度またシャッフルしよう!シャッフル。私ちなつちゃんになりたいなー」
「嫌です」
「あかり、結衣ちゃんになってブラックコーヒー飲んでみたい」
「ささやかだな、あかりは」
ただの現実逃避の会話が始まってる事にも逃避した。
―――
――

「さて」
「さて、じゃないだろ」
「少しは手伝ったらどうですか?京子先輩」
「ちなつちゃんが今それ言うのー?」
「まあまあ。あかり手伝ってくるよ」
あれから、また時間は結構流れ夕食の準備中。
もう誰も明日の話題をする事はなかった。
否。
したくはなかったのだろう。
「はあ、結衣先輩の手料理食べたいなぁ」
「ゆいのりょうりおいしいよね」
「…私、昨夜から野菜しか食べてないの」
「しょうがないよ。ちなつちゃんおだんごだし」
「しょうがないでいいなら野菜はいりませんよ!ねえ、京子先輩」
「ちょっと待って。ちなつちゃんが意味不明な事仰ってる!あかり助けて」
「へ?なぁに~」
「京子も手伝え」
「はあぁ………」
そして今夜も更けていく。


あとがき
まさかの続き物w
書いてて楽s(ry
来年も続いたらどうしようwww
[ 2014/03/04] ゆるゆりSS |