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ぴくしぶ





あかりちゃんおめでとう

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あかりちゃん誕生日おめでとう!!
続きからちなあか
【だから明日も頑張ろう】

「なんか、あかりの家に来たのも久しぶりだなー」
「京子ちゃん、さっきから何してるの」
「HAHAHA!そんなの、人の部屋に来てやることと言ったら決まってるでしょー」
「おいこら。その辺にしとけ」
京子ちゃんと結衣ちゃんが来た。
これで全員揃った訳だけど……どうしようかな。
「ところであかり。玄関にちなちゅの物と思われる靴があったけど、もう来てるの?ちなつちゃん」
「へ!?あ、うん。来てるよ。宿題早めに終わらせたいからって」
「あー」
「あーじゃねーよ。少しは見習えよ、お前」
嘘は言ってないと思う。
ただ、ちなつちゃんが来たのは昨日からだってだけで。
―――
――

「あれ!?ちなつちゃん?どうしたの。約束は明日だよねぇ!?」
「そうだけどさ、いいじゃん細かいことは。ダメなら帰るよ?」
「え、えー…って言ってもう上がってるじゃn」
「あかりちゃんは何?私と会えなくて寂しくないの?」
「え…うっ」
寂しいよ。
ちなつちゃんが持ってきた荷物を持ちながら、声に出さないで呟く。
いつからだろう、この気持ちが特別だって気付いたのは。
いつからだっけ?ちなつちゃんとあかりの関係も変わっていったのは。
そんなことを考えてたら、ちなつちゃんが目の前にいた。
「部屋行こうよ。どうせやるなら部屋がいいし」
「ちなつちゃん…もうちょっと隠そうよ」
「隠すも何も……この家、今二人だけじゃない?」
「それはそうだけどぉ…家族はともかく、明日京子ちゃん達来るんだし二人には」
「絶 対 嫌」
「もうちなt」
それ以上は何も言えなかった。
ちなつちゃんに口を塞がれたみたいだ。
それからの記憶は断片的にしか思い出せない。
スイッチ入れたあかりも悪いけど、スイッチなんかなくてもああなってたんだろうと思う。

――
―――
「おかえりー、先輩達こんにちはー」
「ちなっちゅー」
「だからやめろって。こんにちは、ちなつちゃん早かったんだね」
アイコンタクトされた気がした。
―絶対に余計なことは喋らないで
言われなくても解ってるつもりなんだけどなぁ。
「それにしてもちなちゅ、荷物多いね。まるで…」
「あかりちゃんの誕生日会終わったら親戚の家行かなきゃなんで」
「あ、大変じゃない?日付調整した方がよかったかな」
優しい結衣ちゃんに罪悪感があるのか、ちなつちゃんの顔はあまりよろしくなかった。
「で!早速だがあかりにプレゼントを渡そうじゃないか」
「わぁい♪ありがとう」
「私はこれだ、あかりちゃん」
「んん?え?」
「あかりちゃん」
「えっと何?これ」
あかりちゃん、と言われたそれはどう見てもお人形さんだ。
「私の手作りだぞー。ありがたく受け取れって!ちなみにあかりの髪の毛をここに入れると呪いの人形に」
「ならねーよ」
相変わらず京子ちゃんと結衣ちゃんは仲良しだなぁ。
「結衣は?」
「私?大したもんじゃないけど…これ」
そう言って貰ったのはあかりが好きな漫画の最新刊だった。
「ありがとう、結衣ちゃん」
「あれ?私の時とリアクション全然違う」
「当たり前だろ」
部屋の隅で拗ねてしまった京子ちゃんを誰も構おうとしないで
自然と流れはちなつちゃんからのプレゼントを待つ体制になる。
基本、ちなつちゃんからだったらなんでも嬉しいんだけど
…手作りの物以外は。
ちなつちゃんと目が合う。
「プレゼント気になる?」
「うん、それはそうだよぉ」
「じゃ、あげちゃおっかな」
そう言うなりあかりに抱きつくちなつちゃん。
あかりが混乱してると、耳元にちなつちゃんの声。
―ホラ、プレゼントは私ってのお約束じゃない。
確かにお約束かも知れないけどぉ…。
結衣ちゃん見てる。立ち直ったらしい京子ちゃんもこれ見てまた部屋の隅に行っちゃった。
あかり、これからどうすればいいのぉ!?


あとがき
あかりちゃんおめでとさん!
ところで私は何故あかり一人称にしちゃったんでしょうねw
やりにくいったらなかった。
………おめでとう!
[ 2014/07/24] ゆるゆりSS |