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おめっとー

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ちなつちゃん誕生日おめでとう!
続きからSS。多分まともなもんじゃないw

【足りないものってあると思う】

「吉川さん、誕生日おめでとうございますわ。こちらどうぞ」
「ありがとー。開けていい?」
「ええ、構いませんが…その」
「?それじゃ開けるね」
「ちなつちゃーん、おめでとー!!!あ、何それおいしそう。向日葵か!くれ」
「櫻子うるさいですわよ。これは吉川さんへのプレゼントなんですから」
ああ、成程。こうなっちゃうから開けない方がよかったのかもなんて
思うのはもう後の祭りで。
そっと向日葵ちゃんからのプレゼントをしまいながら、傍目で恒例の夫婦喧嘩を見る。
「あれ?ちなつちゃん。向日葵のあのおいしそうなやつは?もう食べたの?」
「まさか。帰ってから食べるよ。何?櫻子ちゃん、欲しいの?」
聞かなくても欲しいんだろうなと思うくらいには判っていたけれど
つい言ってしまいたくなる。
「食べたい!向日葵、作れ」
「……はあ、まあ言うと思ってましたけど」
この二人を見てたからか手は勝手に携帯に伸びてた。
―――
――

件名:大丈夫?
本文:あかりちゃん変な時に風邪引くよね。
おかげで私向日葵ちゃんと櫻子ちゃんの相手大変なんだけど(-_-;)
さっさと治して学校来てよね!

――
―――
あ、予鈴なった。



休み時間、職員室に行った帰りに先輩達に会った。
「ちなちゅの誕生日プレゼントはこの私だからね!」
「結衣先輩は何くれるんですか?結衣先輩自身でもいいですよ?」
「ちなつさん無視しないで下さい」
「いたんですか、京子先輩」
「ちくしょー、結衣のバカヤロー!!!」
何したかったんだろう、あの先輩は。
去っていく背中を見つめながらそんなことを思っていると。
「って、あのバカ!教室戻ってどうするんだ…」
「先輩、職員室に用ですか?」
「あ、うん。ごめん、あのバカ連れ戻さないと」
「ですね」
ホント、何したかったんだろう、あの先輩は。
教室に戻って授業の準備を始めようとして、ふとメールが来てることに気付く。
差出人はあかりちゃんだった。起きてて大丈夫なのだろうか。
―――
――

件名:Re:大丈夫?
本文:大丈夫だよー、心配かけてごめんね。
プレゼントは

――
―――
あれ?ここで終わってる。いやいや、あかりちゃん無理してるでしょ、これ。
下手にまた返信打つとあかりちゃんのことだ、また律儀に返してきそうだし
暫くそっとしておこう。
…。
あー、もう!
頭では解っているのに身体が言うこときかない。
それもこれもあかりちゃんがあんな変なところでメールを終わらすから!
………。
きっと、そうだ。


あとがき
あかりちゃんのプレゼントについての言及はなしの方向で。
しかし久しぶりに書いたせいか感覚が戻らない。怖い。
[ 2014/11/06] ゆるゆりSS |