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うーん

続きからりーくるSS。
時間軸原作4~5巻のどこかっぽい。
そしてギャグである。
がっこうぐらし!SSも10本書いたらカテゴリ作る。
【知ってたよ、君の答えは】

「…」
「……」
「はい!あーん
「するかぁ!」
そもそも体勢が可笑しい。いや、色々と可笑しい。
黙って見ている二人に目で訴える。助けてくれ。
「もう、程々にして下さいね?先輩方」
「みーくん、みーくん。そういうこと言わずにこれ!」
「それってこの前見つけた…本気ですか?ゆき先輩」
助けるどころか、あいつらは実況と解説を始めやがった。
あとで覚えてろ。
そんなあたしの考えもりーさんは待ってくれない。
「もう!くるみったら早く食べなさい!めっ。そ・れ・と・も・私に食べさせて貰いたいの?」
「ぶっ」
「おおっと!りーさんが大胆にも口移しなのかぁー!?みーくん、ほらスゴイカメラ」
「ポラロイドですってば。てか止めましょうよ、こういうの」
ホントだよ、止めてくれ。
そう言ってる余裕もないんだけどな。今のあたしの視界には、りーさんしか映らないという悲劇。
もう嫌だ。いつだったか私、たまに壊れるからとか訳分からないことを言われた時は
何事かと思ってたけど、と数回の“壊れ”で理解できた。
りーさんは極度のストレスが掛かるとぶっ壊れる。
前までは気付いた時には元のりーさんに戻っていたのだが、今回はそうもいかない。
「りーさん。ちゃんと食べるからさ、膝からおりてくんねぇ?痺れて来た」
「やあよ。逃げちゃうでしょ、くるみ」
「どこに逃げるんだよ、なあ!ゆき」
「えー?くるみちゃん、そんなこと言って。本当はその状態が嬉しいんd…いったぁ!!!
近くにゆきがいたもんなのでチョップをお見舞いしてやる。
チッ、大袈裟に痛がりやがって。軽く叩いただけだっつの。
「もう。今のはゆき先輩が悪いんですよ?」
みきは良心だなー…………
「おおっ!これナイスショット!さすがみーくん」
と思ってた時期があたしにもあったさ。
「なあ、りーさん、マジで痺れてるんだよ…頼む」
「もう、それじゃこう!」
「?」
「どうするのかな?りーさん。みーくん、予想しようよ」
「遠慮しておきます」
りーさんは素直にどいてくれた。どいてくれたのはいいんだけど。
「くるみはかっこいいの!世界一」
「けほっ…何いきなり」
「そして宇宙一可愛いの
「だから何!?」
「あ、褒め殺してやつですよ、くるみ先輩」
そんな声が聞こえた気がしたけど、延々と続くりーさんのあたしへの賛辞に
あたしは段々と耐え切れなくなっていた。
「もうやめてwくるみちゃんのHPが0よー」
「止めさせる気0の人が何言ってるんですか」



そろそろ離れてくんないかな。
食事が終わったあと。
またぺったりとりーさんはひっついてきた。
二人の視線はもう気にならないが、時々入るゆきのバカみたいな実況や
みきが撮るポラロイドのシャッター音がする度、異様に変な汗が出る。
「そんなに気になるなら二人きりになる?くるみ」
「え、え?」
「もう。りーさんあんまり待たされると怒っちゃうぞ、がおー
ああ、ぶっ壊れてるなぁ完全に。
さて、どうしたものか。
「そういえばお前らって、りーさんが元に戻った時に側にいたことあったりすんの?」
半ば襲われているあたしを見ながら、二人は顔を見合わせて答える。
「「ないよー」ですね」
使えねえな、おい。
でも、とゆきが続けた。
「りーさんがね。どこかにスイッチがあるからって言ってた気がする」
「は?なんじゃそりゃ」
「こらー!くるみったらさっきからゆきちゃん達ばっかり!りーさんを見なさーい」
「ちょちょちょ!分かってるって。てか、それ以上はやばいから!マジで」
「とりあえず撮っておきますから大丈夫です、いつでも見れますから」
みきは良心だなー………
と思ってた時期があたしにもあったさ。
どうするか。目の前には壊れたままのりーさん。
スイッチ?知るか、そんなもん。
「ねーえ?くるみ。りーさんお願いがあるの」
「な、何」
「りーさんがくるみの身体温めてあげる
「え、いいよ。別に」
「ダーメ!身体冷えてるの知ってるもん」
うぐ。
壊れててもりーさんはりーさんだった。
だけどやっぱり。
「元のりーさんに温めて貰いたいや」
「ほうほう」
「単なる惚気ですか、くるみ先輩」
「……へ?」
「もう、くるみったら可愛いんだから
気付いた時には飛びかかって来たりーさんにチョップしていた。
なんだろう。恐怖すら感じてしまった。あたしは悪くない。
―――
「さすがにチョップはないと思うよ?くるみちゃん」
「いやいや、そんな強く叩いてないから。お前の時だってそうだろーが」
あれから。
数分経っているけどりーさんは起きない。
チョップでスイッチが切り替わったとかだと楽でいいなーと思っていたけど
まあ、そんな簡単にはいかないだろうし。
そもそも。
「起きませんね、りーさん」
「ちょっと呼んでみるか」
「りーさーん!くるみちゃんがねー」
「待て。あたしがなんだよ」
「うーん…」
「あ、起きた」
「お、おはよう…りーs」
「くるみんおはよー!ゆっきーとみっきーもおはよー」
「ゆっ…」
「えっと」
あ、ただ悪化しただけだ、これ。



「ねえねえ、どうしたの?ゆうたん何かしたかなぁ?」
「ゆうたんって誰だよ」
「やだなぁ、くるみんってば。ゆうたんはゆうたんだよぉ
ダメだ。限界寸前だ。これ以上このりーさんといるとマジで殴りそうになる。
早くなんとかしないと。
「てかさ。やっぱりここまで行ったらくるみちゃんがどうにかするしかないよね?みーくんもそう思うでしょ?」
「はあ、まあ。概ねはそうですね」
「出してくれよ、案」
「って言われましても。チョップして悪化させたのはくるみ先輩ですし」
「こらっ!みっきー、くるみんをいじめないのっ」
「りーさん、その呼び方いろいろマズいからやめて。偉い人に怒られちゃうよ」
今はそんなこと言ってる場合じゃ。
……あ、ダメだ。何か言って気を紛らわせよう。
「りーさん、ちょっとこっち来て」
「何ー?それと、ゆうたんって呼んで
「ゆ、ゆうた…ゆうt」
「一気に言わないとこういうのは言えないですよ、先輩」
くっそ、他人事だと思ってみきのやつ…。
そりゃ…あたしが悪いさ、今のりーさんになったのは。
でもさっきまでの壊れたりーさんも考えれば相当だった。
ストレス与えてるあたしらにも責任はある。
あるから。
これはちょっとしたけじめだ。
「くるみちゃん、がんばれー」
「ゆき先輩、さすがに空気読みましょう」
「ふぇーい」
「あー、あの…りーさん?」
「ゆうたん」
そこ拘らなくていいのに。
思いながらりーさんを抱きしめる。身体は冷たい筈なのに熱くなって来て
なんか変な感じだ。
「さっきも言ったけど、あたしはいつものりーさんにこうして貰いたいんだよ。好きって言われて好きって言ってさ」
「やっぱり惚気ですね」
「そうだねー。みーくん、あの二人が好きって言い合ってるの聞いたことある?」
「私達の前で言うと思います?」
「だよねー、もっと言っていいのに」
…あの二人わざと聞こえるように言ってやがる。
そしてさっきシャッター音聞こえたぞ。どうしたもんか。
「ねえねえ、くるみん。もっと言ってー」
「え!?」
「好きって。愛してるって」
「す、好きだよ」
「えへへ愛してる、は?」
無理。
勘弁してくれ。どんな罰ゲームだよ。
だけど言わないと目の前の彼女が。
「………あ、愛して、るよ」
また後ろの二人が騒がしい。出来るだけ気にしないようにしながら
あたしはりーさんの唇に自分のそれを重ねる。
今のあたしは顔面真っ赤だろう。恥ずかしい気持ちを抑えてりーさんを見る。
「く、くるみ?貴女何して…」
「え?」
「もしかして…」
「りーさん!おはよう!」
「え?おはよう…ゆきちゃん??」
戻ってる。
あれ?いつから。
ちょっと待ってほんといつから!
考えてるとりーさんがこっちを見ていた。
「で。くるみ、さっきの説明してくれるのよね?」
「えっと」
「く・る・み」
このあとあたしはあの続きをさせられた。
「嘘書くんじゃねえよ」
「えへへ~。いいじゃん、別にー。みーくんが撮った写真もあるしさ」
「寄越せ」
「みーくんがりーさんにあげてたよ?」
「マジか」
あたしの受難は続きそうだ。


あとがき
りーさんぶっ壊れSS。
Twitterでそんな話題になりましてね。
気付いたら一気にwwwくっそ楽しかった!今度またぶっ壊そう←
タイトルは某診断メーカーから。
[ 2015/09/16] がっこうぐらし!SS |