2017 051234567891011121314151617181920212223242526272829302017 07












だから記事タイトルめんどい

続きからSS。
りーくるみーゆき前提の、ゆき&くるみ。
決してカプ要素はなし。
この二人カプにするの無理。
原作6巻31話くらいまでバレあり。
【いつもこんな感じだ、あたしらの関係は】

裏から戻って来ると、ちょうど由紀も掃除を終わらせたところらしかった。
「大体綺麗にはなったよ?二人呼んでこよ」
「ああ。その前にさ」
「ん?何ー」
つい呼び止めてしまったが、これといって話す内容は浮かばない。
かといって何も言わないでいるのも今の由紀には全てお見通しな気がして。
「ああ。そういえば由紀とは二人きりで話すことってないなって」
「そうだねー。くるみちゃんがいつもりーさんりーさん言っちゃうから」
「おい…そりゃお前だって美紀美紀煩いだろが」
「何?くるみちゃん。わたしと話したくて寂しかったんだー」
「違う」
解る、今こいつは非常に調子に乗っている。でもま、別に構わない。
「あ、でもさ。話してくれるのはいいけど、りーさんとの惚気?ならわたしも負けないよ!」
「何言ってんだよ。さては由紀が惚気たいだけだろ、それ」
「え?いいの。あのね、この間みーくんがさ」
いい、なんて一言も言ってないのにこいつは。駐車場を見る。もう迎えに行かないといけないかも知れない。
「ホラ、二人を迎えに行くぞ」
「話振ったのくるみちゃんなのに」
「へいへい、わるうござんした」
「ねえ、くるみちゃん」
「んー」
「…やっぱいいや」
「あ?なんだよ。全く」
先を行き始めた由紀のあとを追いながら、車の中で待ってる二人と合流するのだった。
「二人共、ちょっと遅いわよ?」
車に戻るとやはりと言うか、悠里が開口一番そんなことを口にした。
あたしはそれに謝ろうとし、由紀に遮られる。
「ごめんね、りーさん。くるみちゃんが惚気話始めたいって言うから付き合ってた」
「え?」
悠里の顔が赤くなったのを見ないフリして由紀を小突く。
「だから誰が惚気話だよ」
「どっちかって言うと由紀先輩が始めそうですよね」
美紀が言いながらスキンシップを図ろうとする由紀を躱していた。
「まあ、コンビニ入っちまおう。急がないと夜になっちまうし」
「そうだね、なんか寝るまでやりたいなー。ゲームとか」
「…ゲームですか?」
「うん!しりとり、は普通だからぁ。あ!愛してるゲーム!」
「…」
「愛してるゲーム…」
「いや、なんか目が冴えそうなゲームじゃん?それさ」
「あっれー、くるみちゃん。もしかして自信ないんだー」
こいつの煽り耐性はどうしたものかと思う。耐え切れてない自分もどうかと思うが。
「受けて立つ!」
「胡桃!?」
「正気ですか?胡桃先輩」
酷い言われようだ。確かに一人で決めたのは申し訳ないと思ってるけど。
「それじゃ誰が誰に愛してるって言おうか?」
「言おうか?って言われてもな」
「一番やりたいのは由紀先輩ですし」
「そうねえ。でも私は胡桃に愛してるって言われたいかな」
何を言ってるんですかね、悠里さんは。横目で悠里を見ると、笑顔で返された。
言われたいのは本当らしい。参ったな、こりゃ。
「じゃ、りーさんはみーくんに言ってみる?」
「わ、私ですか?何故に」
「なんとなくー。希望言わないと、どんどん決めちゃうよ?」
なんて由紀がニコニコと美紀に微笑んでいる。きっと美紀から由紀に愛してると言って欲しいんだろう。
美紀が何を言おうが勝手に決める癖に。
ぼんやりと考えていると、美紀から助けてオーラが出ていた。出ていたけども。
「悪いな、美紀。諦めろ」
「うっ…」
「そうそう、何事も諦めが肝心だよ!で、わたしがくるみちゃんに言ってくるみちゃんがりーさんに言えば完璧だよ」
テンション高いなあと思いつつ、いつの間にか始まってしまった愛してるゲーム。
一番手はジャンケンに一人負けしたあたしだった。
要するに照れなきゃいい。さっさと言おう、どうせなら悠里に照れて貰いたいが。
「りーさん、」
「悠里って呼ばないの?」
由紀からの野次だった。あいつ…いつあたしが悠里と二人の時は名前呼び捨てしてるって知ってんだよ。
美紀を見ると、私達が知らないと思ってたんですか?とでも言いたそうにしている。
くそう。
「悠里呼びでもいいわよ?」
「愛してるぜ、り ー さ ん 」
どこか不満そうな悠里を目に、あたしは一回伸びをする。呼んでもいいと言われて素直に呼びたくなんてない。
「もう…愛してるわ。美紀さん」
「ありがとうございます」
サラッと流れるように言ったので、こっちも流してしまいそうになる。
まあこの二人は照れることはないだろうとは思っていたが。
「なんか面白くないー。あ、みーくんが照れるとこ見るのも面白くないけど」
「…由紀先輩。愛してますから黙りましょうか」
「へあ!?」
「なんつー声出してんだよ。てか今照れ」
「てないよ!!みーくんが黙れって言うからぁ………」
「じゃ、喋っていいです。愛してますよ、由紀先輩」
あ、黙った。ここから見ても顔真っ赤だぞ、あいつ。
「由紀ちゃんの負けかしらね?」
「だなー。自分で言い出しておいて負けるんだもんな、由紀らしいけど」
そのあたしの言葉に反応したのか、由紀がこっちを見た。
「愛してるよ、くるみちゃん。ベイベー☆」
急に立ち上がって何言いだすかと思えば。そうか、まだ由紀だけ言ってなかったか、愛してる。
ゲームは終わったんだしいいのにな。ああ、照れ隠しか?全くなってないけど。
そしてどこかに向かい出した。
「おーい、どこ行くんだ?」
「おートーイーレー」
走って行ってしまった。余程自分でも解るくらい自覚があるのか。
「あ、そういえば」
「どうかしましたか?胡桃先輩」
トイレには始末した奴らがいたっけ。外に出したかったが、物理的に無理だった。
「いやー…ちょっと連れションしてくるわ。それとも美紀が行くか?暫く帰って来ないってことにはなるn」
「行くならさっさと行って下さい」
美紀に睨まれたので早々にトイレに向かう。
トイレに入ると個室に入らずただ突っ立っている由紀の姿を確認する。
「あれ?くるみちゃん」
「おー、どした?」
「トイレットペーパーがない」
「え、マジ?」
「くるみちゃんだってトイレットペーパーないとさすがに出来ないもんねぇ」
「何か引っ掛かる言い方だけど…こういうのは掃除用具とか予備のペーパーとか入れてあるロッカーあるだろ」
「ロッカーに入ってたのはあれだったよ?くるみちゃんでしょ?やったの」
奴らを見ながら由紀が言う。やっぱりこいつは。
「なあ。由紀、お前…いつから」
「てか!くるみちゃん。ホントにこのままじゃ漏れちゃうんだけど!どうしよう」
「知るかよ。てか、照れ隠しで来たんじゃねえの?」
「おトイレにもちゃんと来たもん。そういうくるみちゃんは?」
「え!?まあ…トイレ?」
「なんで疑問系?」
「てか、トイレットペーパーないのはきついな。ここのコンビニ、代わりになりそうな紙置いてあったっけ?」
「ノートはいっぱいあったよ」
「おい」
「冗談だよー。何か言ってないと、気が紛れなくて」
一回戻って二人に相談……しようとしたところで、二人がトイレにやって来ていた。
どうやらトイレにしては長過ぎると判断して、様子を見て来てくれたみたいだ。
「トイレットペーパーが、ですか」
「勿体ないけど、ティッシュペーパー使うしかないわね」
「あ、やっぱりそうなるか。出来るだけ使いたくないんだけど」
「お願い、みーくん。わたしに紙の恵みを~」
「由紀先輩…」
「悪いな、こいつ限界で変なことしか喋らないと思う」
酷いだのなんだの聞こえた気がしたが、無視。
色々あったこの日も、あとちょっとで終わる。
寝る時に由紀の奴に思いっきり足を蹴られた気がしたが
まあ許してやる気になったのはただの気まぐれだ。


あとがき
由紀さんは間に合ってますからね?
誰ですか、漏らしたとか思ってる奴。正直に出て来なさい。
それと前回のあとがきで次もりーくるだと言わなかった。
気まぐれで書いた結果がこれだよ。ちなみに前半部分は昨日ちまちま書いてたものです。
[ 2015/10/03] がっこうぐらし!SS |