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ぴくしぶ





はろーうぃんうぃん

続きからハロウィンSS。健全と見せかけて不健全w
そういうのダメな方はりーさんが悪戯開始する前にバックバック!
不健全っつっても私が書くのはまだ可愛い方だよ!多分な。
りーくる。時系列は卒業前、のつもり。
【君の悪戯に溺れたい】

「トリック・オア・トリート!」
来るのは解ってた。
今朝由紀のやつがハロウィンやろうなどと言って、そのまま部の行事にしやがったから。
さっきも由紀がトリック・オア・トリートと美紀に言ってはカンパンを渡されて違う違わないだのと煩かったばかり。
「あると思って言ってる訳じゃないよな?」
「何がかしら?」
なるほど。てこでも言わないのか、目の前の彼女は。
それならこちらだって考えが、ない。
ないものは仕方ない。
「お手柔らかに頼むな?」
「悪戯にお手柔らかも何もあるかしらね」
背筋に悪寒が走る。これから何されるか想像したくなかった。
と、そこに。
「りーさん、トリック・オア・トリートー」
由紀だった。
少し残念そうな悠里の顔を見てしまいながら、由紀の相手をしていた美紀に言葉をかけてやる。
「言っちゃアレですけど、ここにあるお菓子なんて限られてるんですから」
「まあまあ。あいつにはカンパンで充分だよ」
言って由紀と悠里を見る。
どうやら悠里の手には何か持っているようで。こちらの視線に気付いたのか、嫌な笑みを浮かべた由紀がやってくる。
「ふっふっふ。くるみちゃん、羨ましい?りーさんからのプレゼント」
「別にただのお菓子だろ」
「甘い!手書きのメッセージカードつきだよ!」
ふうん。
「りーさん、少ない物資の中でやりますね」
そりゃ悠里ならそのくらい。
「みーくんも貰ってきなよ」
…あー、もう。
「あたしが先行く」
「…」
「ほー。くるみちゃんやっぱり」
「違…っ」
そのあと、散々由紀にからかわれたが、あまり相手にはしなかった。
悠里が持ってるお菓子は美紀と仲良く貰った。
ただ。
「悪戯の分があるから…」
など言っていたことは聞こえないフリをした。
どうせろくなことじゃない。
「これであとはコスプレとかやれば完璧だったなー、みーくんを」
「なんで私なんですか」
「普段やらなさそうな人がやるのがいいんだよ」
「じゃ、胡桃先輩もですね」
「こっち振るなよ」
確かに一番コスプレしたいのは由紀以外いない。
そして、悠里も案外悪ノリするタイプだ。
衣装があれば自分から着ていくだろう。
「コスプレですって、胡桃先輩」
「だから振るなっつの。着ねーよ、そんなもん」
「くるみちゃんは~猫とかかにゃ~」
殴りたい、この笑顔。その笑顔の向こうに悠里が呼んでいるのが見える。
ああ、例の悪戯か。あんまり気は乗らないが。
行こうかと立った時だ。今日何回目かのトリック・オア・トリートを聞く。
「ないけど」
「くるみちゃんのケチ」
「そういえば美紀はカンパン?」
「ええ。カンパンで納得させました」
「なんだ。結局お前折れたのか」
「だーかーら!くるみちゃんからも何か貰おうかと」
「わりーけど、さっきから部長が呼んでるから」
悠里を軽く見てさっさと退散する。美紀には悪いと思いつつ、逃げるように二人から離れる。



悠里の前まで行くと、裾を引っ張られた。パーカーに手を突っ込んでいるので必然的に裾を掴むことになるんだろう。
「遅いわよ?」
言われると思ったが敢えて何も口にはしなかった。
あまりにもあたしが素直に引っ張られて来るのが不審に思ったのか、悠里は一回立ち止まる。
「どした?」
「何考えてるのかなって。悪戯するって言ってる相手を前にして」
「別になんも。いつも通りだろ、悠里は。悪戯ってのも大体予想つくし」
「……今いいかしら?」
「もうちょっと場所考えて下さいよ、部長様」
「むう」
今いる場所じゃ、由紀も美紀もすぐに来てしまう。
美紀がいる限り、空気を読んでくれると思うが用心に越したことはない。
二人、階段を上がる。もうこの校舎にあいつらの影はほとんどないが。
「どこで悪戯すんの」
「胡桃が場所考えろって言うから学園生活部の部室かな?」
いつもの癖で持って来てるシャベルも、何も違和感を感じない自分がいる。
部室も悲惨なことにはなってたが、別に使えないってほどじゃない。
使いたいって思えるほどじゃないが。
「悪戯、さっさと済ませちまおうぜ」
声をかける。
悪戯がちょっとやそっとで簡単に終わるならこんなとこまで来ないなんてこと、理解してるつもりだが
声をかけずにはいられなかった。シャベルをその辺に置いた。
あたしが置かなかったら、悠里がシャベルについて言及しているだろう。
「やっぱり悪戯って言ったらこれよね」
言って彼女はあたしのパーカーに手を伸ばす。脱がすのか。脱がしてどうすんの。とは言わないで
「その前に他にやることある気がする」
とだけ言っておいた。悠里は手を止めてあたしを見つめる。
やがて伸ばしていた手があたしの顔に触れた。
「冷たい」
「今日寒いから冷えた」
「……そう。温めてあげる」
唇に悠里のそれが触れられる。最初は軽く。二回目以降は舌が侵入してきた。
「これも悪戯のうちかよ」
「勿論。胡桃の身体が熱くなるまで悪戯続くわよ?」
既に顔は熱い。このままじゃ身体が熱くなるのも時間の問題だ。
「…なあ」
「何」
「あ、いや…いいや」
「いいや、なんてないんじゃない?もっとして欲しいんでしょ、悪戯」
ここで悪戯、と言う悠里が本物の魔女みたいで。
うんとしか言えなかった。
もう目の前の彼女に目茶苦茶にして欲しかった。
もしかしたら悪戯なんて、ていのいい言い訳にすぎなかったのかも知れない。
床に座らされる。自然な流れでそのまま押し倒される。嫌でもなんでもない。
悠里が今度こそパーカーを脱がせにかかる。
脱がす途中で首筋にキスを落とされた。いやに官能的すぎる。こちらも手を出したくなる。
「…っ」
「声我慢しなくていいのに」
そう言う頃にはあたしの制服や下着さえ脱がされていた。
悠里は悠里で自分で制服やら脱いでいる。少しあたしが脱がせたいという感情があったかも知れない。
まあ、でもそんなことはもういい。あたしの中も外も悠里で満たして欲しかった。
さぞ悠里から見たらあたしはだらしない顔でもしているだろう。でも。
「ゆう…り」
名前を呼ぶのが精一杯でも。彼女を求める。それに彼女は応えてくれる。
嬉しかった。これは悪戯なのだろうか?もう考えない。
「ねえ、胡桃。今度はどこ触って欲しい?」
キスしながらそんなことを口にする。狡い人だ、彼女は。そんな問いなんてとっくに決まってるのに。
「全部…あたしの、全部さわって?」
自分でも驚くほどあたしじゃないような声が出てビビる。
「胡桃可愛い」
「…っ!可愛いとかっ」
もう身体はとうに熱い。けど悪戯を止めないのはあたしも悠里も解ってる。
止めないんじゃない、止めたくないのだ。悪戯と言う名のこの行為を。
あたしは悠里に向かってキスした。一瞬驚かれたが、キスで返された。
そのあとはまた悠里によるキスや愛撫の嵐。
下の方に行かれた時はもう声も我慢出来てなかった。
いや、そもそも一回焦らされた。その時にはこちらから求めに行っていた。
「くるっ………み」
なんだ。可愛いとか言っておいて自分だって充分可愛いんだ、この人は。
「まって、もっとシて…ゆうり」
本当に誰の声だと思うほどの声を上げながら。
腰を上下に揺らしてひたすらに彼女のことしか考えない。
見えるのは悠里だけ。
聞こえるのは互いの吐息、声、悠里との行為の最中に出た水音だけ。全てが彼女だけの世界だった。
もう理性なんて欠片ほども残されちゃいない。お互いそれほどまでに夢中だった。
「愛して、る。くる…み」
「ゆうっ、あたしも!あいして…」
言葉にも出来てなかったかも知れない。ただひたすら二人して愛を叫んでいた。
「胡桃」
あたしはあれから暫くして絶頂に達していた。
悠里の声で気が付くと未だに頭がボーッとする。
悠里は…どうだろう。自分のことで精一杯でちゃんと気持ちよくしてあげられたのか。
「おはよ」
「朝じゃないけどおはよう」
まるで何事もなかったように話す悠里はあたしに制服を着せ始めた。
「あ、りがと」
顔もまともに見れないままのあたしに、また一つ。
「ねえ、胡桃」
「んー」
キスされる。突然のことで固まってしまう。それでも。
「起きたばっかで悪いけど、そろそろ戻らないと二人が煩いかも」
そして上手く立てないあたしを支えながら悠里は部室の扉を開けるのだった。
敵わない。そう思いつつもこの時間がもっと続けばいいなんて思ってしまう自分に笑ってしまうのだった。


あとがき
エ□いの苦手なのに何やってんだろうね、この人。
不健全にするつもりはなかった。反省はしていない。
いいじゃんか、こいつらJKだしね!やりたい時にやらせてやろう!(最低だ
これ最初に書き始めた時間が深夜だったんです。あとはもう解りますね?
[ 2015/10/31] がっこうぐらし!SS |