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……たいとる!

記事タイトルは気にせんといて下さい。
続きからりーくる。
健全。不健全モノは気が向いたら書くんでw
【こんな世界だから】

どうしたの、なんて訊かないでくれ。
ホントはもう解ってるんだろ?
解ってて何も言わないあたしを自由にしてるんだろ。
あたしだって最初はほんの気まぐれだったさ。
そう、それこそどこでこうなったかなんてもう自分でも理解不能だ。
―――
――

「…や、何」
「それはこっちの台詞よ。どうしたの、さっきから」
「さっきも聞いた、それ」
「もう」
こんな返しの繰り返し。
あたしはまた彼女に向かって手を伸ばす。
自分にはない物を欲しくなるのは人類みな平等なのだ。
…勿論あたしだって。
欲しい物は細かく言えば色々とあるけど、広く言ってしまえば。
「全部なんだよなぁ」
「何が全部?」
「だからぁ…うわぁ!?」
「ってそんなに驚かなくても」
驚くよ、誰だって。多分だけど。
思わず距離も取ってしまう。
今までが今までだったために、彼女は少し目を見開いていた。
そりゃ、ずっとどこか触られてたなら何か言いたくもなるだろう。
けれど、そんなのは。
そんなあたしを自由にしてる向こうにだって責任はあるんだ。
そう結論付けて。
あたしはまた何事もなかったように戯れ始める。



「あーあ。ずっとこんな時間が続けばいいのに」
「そんなに私と一緒にいたい?」
「いたい」
「あ、そうなの」
「あれ?照れてる?」
「照れてません」
照れてるじゃん。言って頬をムニムニする。
止めてと言われたが嫌そうでもなかったので、思いっきりハグしながらムニムニ。
顔真っ赤だ。つられてこっちまで赤くなりそうなんで適当なところで止める。
「まだ顔赤い?かわいー」
「あのね…誰の所為だと思って。あと色々触るのはもういいけど」
「うん?」
「変なところは 絶 対 に 触らないでね」
「変なところって?」
「………解ってるでしょ?」
「えー解んね」
「貴女ねぇ」
「ああ、待って!ちょっとさ」
「ん?」
こうして遊ぶのも面白いから止められない。
さっきも言ったけど、ずっとこんな時間が続けばいい。
ただの願望でも口にせずにはいられない。
―――
――

どうしたの、なんて訊かないでくれ。
ホントはもう解ってるんだろ?
解ってて何も言わないあたしを自由にしてるんだろ。
あたしだって最初はほんの気まぐれだったさ。
そう、それこそどこでこうなったかなんてもう自分でも理解不能だ。

「一つお願いあるんだけど」
「何かしら?」
「したいんだけど。キス」
「何言い出すかと思えば」
「な、なんだよー、したくなったんだからいいじゃん」
「私からするの?してくれるんじゃなくて??」
ズルい。
そう思いながらも自然と重なっていた。


あとがき
あえて二人の名前を出さないことで生まれる熟年夫婦感。
好きです、こういうの。
え?単に面倒だっただけ?何を馬鹿な。
次のSSは全く未定!
[ 2015/11/17] がっこうぐらし!SS |