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ぴくしぶ





昨日参加された皆さんおつー

グレート文化祭参加された皆さん、お疲れ様でした!

続きからSS。
由紀&胡桃落書きギャグ。
7巻ネタバレあり。
【火炎放射VS破壊光線】

「今日はこの辺にしときましょうか?」
「終わったー!りーさん、このあとどうするの?」
「ちょっと用があるから、私は先に失礼するわ。るーちゃん、行きましょ」
そんなやり取りを横目で見つつ。
「るーちゃんって本名なんて言うんだろうな」
そんな台詞を言っていた。
「るーちゃん?なんで?」
「いいだろ、なんとなくだよ。なんとなく」
「うーん…るーちゃんだからね、るりとかじゃない?」
「まあ、それが無難だよなー。で?お前はなんで人のノート覗き込んでんの」
「いや、分かんないんだもん」
「だからって見るなよ」
そう言って由紀から逃げるようにノートを閉じる。
「あ、くるみちゃんのケチ!もしかしてくるみちゃんも分かんないの?」
ムカついたが、分からないところも実際ある。静かに黙っておいた。



「つーか、ホワイトボード消しとくか」
「あ、待って待って。消す前に何か描きたい」
「あのな?何か描くんなら1回消すとかねーの?」
ホワイトボードには、りーさんの綺麗な字で色んな数式が羅列してある。
「これだからくるみちゃんは。1回消しちゃったらボード一杯に描きたくなるじゃん」
「じゃんじゃねーけどな」
「とか言ってー」
「なんだよ」
「くるみちゃんも描きたいんでしょ?」
はあ。調子乗ってる顔しやがって。思わず溜め息が出る。
「あたしは別にいいよ。てか、由紀の下手な絵見て笑いたいわ」
「ひっどーい!くるみちゃんのばかー」
「その言葉、そっくりそのままお前に返す」
「えー。くるみちゃんだって脳筋のくせにー」
「おい」
丁度手に持っていた消すやつで軽く由紀を叩く。
軽く叩いてんのに大袈裟なんだよ、こいつは。
「てか、それの名前なんて言うんだろうね?黒板じゃないから…ホワイトボード消し?」
「りーさんなら知ってそうだよなー」
「うーん、今度聞いてみよっかなー」
なんか関係ないことならあとにしてね?とか言われそうだ。
勿論、この新しい学園生活部の教室で聞いた場合によるけど。
由紀のやつだ、絶対ここで聞きそうで今から頭痛がする。



「てかさ、お前何描くんだよ」
「え?うーん、学園生活部のみんな」
「今考えただろ、それ」
「違うってー。分かった分かった、りーさんは譲るからー」
「は?」
「は?とか言っちゃ可哀想だよー。りーさん描いて、ほら」
ほら、じゃない。元々描く気なかったのになんでこいつは。
「あのさ、由紀」
「なあにー?あ、みーくん出来たよ!」
「下手」
「だから酷い!みーくんにも言っちゃうもん!」
いや、美紀関係ないだろ。寧ろ被害者だろ、美紀のやつも。
「もうちょっとさ、絵心ってもんをつけろよ。由紀さんや」
「くるみちゃんだって絵心あるの?」
「少なくとも由紀よりあるよ」
「じゃ、りーさん描いて」
「りーさんから離れろよ」
「わたし描いてくれてもいいんだよ?」
嫌だ。
「お前描くなら自分描くわ」
「なんでー」
由紀との下らない会話ですっかりホワイトボードは真っ白になっていた。
その中にポツンといる美紀がどこかおかしく見える。
「この美紀、身体描いてやらねーの?」
「あ、くるみちゃんが描いてもいいよ?」
だからなんでだよ。
もう突っ込むことも疲れていたから何も言わない。
あたしは適当にペンを走らせる。
「なんだよ、こっち見て」
「ううん、くるみちゃんがなんか描いてるなーって思って」
「人に散々描けって言っておいてなんだ、その言い草」
「えへへ~。くるみちゃんのことだからりーさん描いてるんでしょ?」
くっそ、一々ムカつくな。まあ、いいや。
「あーあ、こんなもんかな」
「ん?もしかしてわたしですかい?」
「ちげーよ、ユキザウルスだよ。口から炎吐くぜ?強いしな」
「ユキザウルス!なんかカッコいい」
「そうか?」
「わたしも描こーっと!くるみちゃんのー」
「え、止めろよ」
「クルミドン」
「だっせーな、名前」



「思ったんだけどね?」
「何?」
「1番強いのってやっぱり、りーさんだと思うんだけど」
「まあな」
「だけどいい名前が浮かばないの」
何が、と聞こうとして止めた。そしてクルミドンは酷かった。
「そろそろ消そうぜ。インクの無駄だろ」
「とか言って。くるみちゃんだって結局描いてたくせに」
「いいじゃねーかよ、もう」
ホワイトボードの落書きを消しながら思う。
こんな風に由紀と過ごすのも久しぶりだ。
「どうかした?」
「別になんでも」
「あ、分かった!まだ何か描きたいんでしょ?」
あー、はいはい。
「そりゃ、お前だろが」
言ってホワイトボードに消すやつを乗せる。
「わたしは満足してるよ?」
「嘘吐けよ」
なんて言って、部屋を出ようとする。
後ろから待ってよーなんて気の抜けた声が追って来た。


あとがき
由紀と胡桃。由紀と胡桃であってカプ要素はない、と思ってる。
このコンビもたまに書きたくなるんです。
ホワイトボード消しはホワイトボードイレーザーって名前があるらしいですよ。
りーさんが言ってた(笑)
[ 2016/02/07] がっこうぐらし!SS |