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最近記事タイトルがろくでもない

記事タイトルなんて何も浮かばないからね!仕方ないね。
続きからりーさん→→→→→くるみき的な何かwギャグ。時系列?高校のどこか(またか
何も考えないで書いた方が逆に書ける気がするんす。
記事タイトルもだけど作品タイトルも大概だよなーwww
【防災頭巾なんて今あるのだろうか】

………………。
はあ。いつ、どこでこうなったんだ?
背中にはいつものシャベル。似合わないから置いておけと言われたが、こればっかりは譲れなかった。
もう一回溜め息を吐きたくなる。
「くるみちゃんさー、いい加減諦めようよ!可愛いよ?」
由紀の声でそちらを向く。
「可愛い可愛くないとかじゃなくてさ、配役どうなったんだよ、これ」
配役。そう、あたしはいや、あたし達はどこかの演劇部が着るような衣装に身を包んでいた。
「内緒ー。その方が面白いってりーさんが。勿論くるみちゃんは」
「赤ずきんだろ?なんで赤ずきんなんだよ…母親役お前だし」
由紀を一瞥しながら呟く。誠に遺憾だ。
「いーじゃん!くるみちゃんのママだよ、わたし」
…ママ。
少し前の会話を思い出した。
あの時、口を滑らしたりしなければ…こんな顔の由紀を見ないで済んだのに。



「は?コント??」
「違うよ、くるみちゃん!コントじゃなくてー」
「でも、コントになるだろ、それ」
膨れた顔の由紀をとりあえず放っておいて。
「でも実際コントになりそうですよね…」
「あ、みーくんまでそんな!!」
「それで、赤ずきんなのはなんでかしら?由紀ちゃん」
「なんとなくー」
「なんとなく?」
そうあたしが返しつつも、りーさんが補足する。
「いいんじゃないかしら?人数的にも赤ずきんならやりやすいわよ?」
「えっと、赤ずきん、赤ずきんのママ、おばあちゃん、狼、あと猟師だっけ?」
「ママ」
「お、お母さん!」
「マ・マ」
由紀にチョップして、改めて確認する。
1人足りない気がする。ただのコントになるだろうし、兼ね役にでもするんだろうか。
「あ、胡桃は赤ずきんね?」
「は?なんで」
「なんでもよ。美紀さんもいいわよね、その方が」
「まあ、勿論」
えー、なんで?
あたしは否応なしに決められてしまった。
だからそのあと、誰が何をするかなんて知らなかった。



「ばーちゃん誰だよ?」
「まあまあ。とりあえず、このバッグ持って行って」
「?これは?」
「地図!雰囲気出るでしょ。わたしの手作り」
由紀らしい地図だ、さっぱり分からん。そしてバッグの中身も実にらしい。
「カンパン」
「そだよー」
「ばーちゃんにカンパンかよ、別にいいけど」
由紀が何か言いたげだったが、気にしないで目的地に行くことにした。
目的地がどこかなんて分からないままだったけれど、確か途中で狼が出て来るはずだ。
一瞬、悪寒がした。
もしかしたら、赤ずきんのおばあちゃんと狼の兼ね役はりーさんなんじゃないか。
…それって兼ね役の意味あるか?思いながらも地図っぽい何かと格闘しながら適当に進んでいた。
「先輩、そっちじゃないですよ?」
「美紀。なー、この由紀の地図おかしい」
「まあ、気持ちは分かりますけど…」
「あれ?ってことは美紀は狼…」
言って違和感に気付く。
耳も尻尾もついてない。
「狼はもう仕留めちゃいましたんで」
「は?」
要約するとこうだ。
絶対に赤ずきんの母親役はやりたくなかったりーさんが、自ら狼に立候補。したのはいいのだが。
「魂胆が見え見えなんですよね、あの人」
「ま、りーさんだしなー」
苦笑いで返したら、軽く小突かれた、痛い。
「美紀が猟師ならばーちゃんは誰やってんの?」
「グーマちゃん」
……。
「わりい、聞こえなかった。なんだって?」
「先輩のおばあちゃんはクマのぬいぐるみですよ、よかったですね」
よくねーよ、なんだそれ。
「グーマちゃんを食べたりーさんがあたしも食べて美紀に助けられるの?」
「台本通りだったらそうなりますね」
なんで台本通りしないんだ、もう。あれ?台本?
「台本なんてあったっけ?」
「赤ずきん以外は全員分ありますよ、由紀先輩のはうっすいですが」
「なあ、聞いていいかな?なんで台本通りしねーの?コントだからとかはなしで」
「そんなの」
「そんなの…何?」



「胡桃先輩と少しでも一緒にいたかったからですよ」
「ハズいこと言うね、お前」
「そうですか?先輩はどうなんです?」
「どうって、うん」
「あのですね、折角狼りーさん追っ払ったのに、胡桃先輩がそんなんじゃダメじゃないですか」
追っ払うって言った、この後輩。恐ろしい。
「別にさ、いいじゃん?あたしも美紀と同じだよ」
「同じ、ですか?」
「あー、そうですよ!一緒にいたいよ!これで満足かチクショウ」
赤ずきんでよかったかも知れない。顔が熱い。
「私としては、もうちょっと欲しかったですけど…まあ、胡桃先輩のその顔が見れただけでよしとしましょう」
「からかうんじゃねーよ」
「からかってなんてませんよ?」
「ホントかよ」
未だに顔は熱い。顔を覗き込んだ美紀が一言。
「今度は抑えられませんからね?」
などと言っていたが。
抑えるって何を?
疑問に思う中、美紀の顔を窺っていると、ちょっとだけ赤くなってるように見えた気がした。
ますます疑問は疑問を呼んだ。
いつの間にか、美紀の手があたしの手を取っていた。悪い気はしなかった。


あとがき
ずきん沢。
書きたくなっちゃったんだ、許せ。
りーさん?大丈夫でしょ、多分。
しかし、猟師と赤ずきんの禁断の愛とか言い換えたら事案に聞こえる。
[ 2016/02/28] がっこうぐらし!SS |