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ほわいと

続きからりーくる。
もうジャンルさえ行方不明になったぞ、コレwww
原作バレなし、高校のどこk(ry
あ、みーくんの出番はあります。
【理性と言う名の】

見回りも半分過ぎたところで。
「どう見たって少ないよなー…」
通常より数が少ないあいつらを始末しつつ、部室に戻ることにした。
「おかえりなさい、貴女」
「はいはい、ただいま」
「お か え り な さ い 、 貴 女 」
「……解ったって」
本当はもう少しあとが良かったけど。
なぜって?決まってる。
おかえりと言ってきたりーさんこと、悠里を思いっきり自分のものにしてしまうから。
「ねー、胡桃?」
「何?」
「キスしていい?」
「一々言わなくていいよ?あたしだってさ、自重しなくなるし」
などと言ってる最中だった。部室に何もなかったような顔で美紀がやってきた。
「そういうのは色々考えましょうよ」
解ってる、解ってる、けど…そこまで考えて、頭はやはり彼女だけしか見えてなかった。



若干、まだ何か言いたげな目線をこちらに向けながら、美紀は少し離れて座った。
「美紀さん、由紀ちゃんは?」
「職員室寄ってから来るそうです。それと、いい加減イチャイチャしないで下さい」
「わりーわりー。美紀も由紀に甘えてもいいんだぜ?」
「なんでですか。美紀もってことは先輩、りーさんに甘えてるんですね?」
「可愛いわよ?甘えてる時の胡桃は」
自分じゃよく解らないことを悠里から言われるのはなんか変な感じだ。
でも。
「悠里も可愛いからな、それは解る」
「……っもう!」
「あー、由紀先輩、早く来ないかな。部室あっつい」
美紀のやつがわざとらしく言ってるのをスルーして、悠里と顔を見合わせて笑う。
今ここに2人だけだったら。
そんな考えを過ってしまう辺り、もうダメかも知れない。
「…美紀さん、少しの間だけここお願い出来るかしら?」
「少しと言わず、1時間はどうぞ。特別ですよ、今回だけは」
「ありがとう、美紀さん」
そう言うが早いが、悠里はあたしを掴んで部室をあとにする。
屋上?と聞くと、ええ。と軽く返って来た。
そっか、と軽く返す。
正直屋上に行く道中がもどかしい。
「なんか…すっげドキドキしてる」



屋上は風が強く感じた。窓ガラスが割れた校舎よりはもの凄い勢いだ。
「やっぱり、今日は風強いわね」
悠里も同じことを口にする。
乱れた髪の毛を掻き分けている悠里を見て、思わず身体が動いた。
どうしようもない、なんて思っても理性なんてそれはとっくのとうに外れてたし、仕方ないんだと言い聞かせて。
身体をゆっくりと離し、改めて悠里を見ると少し目に充血のあと?は?
「悠里、あの…」
それだけ言って、どうすべきか考える。だって別に嫌そうでもなかったし!
「ごめん、なんでもないから」
そう言う悠里はなんでもないようには見えない。
ちらと屋上の扉を見るのが解った。
部室に戻りたい?もう??
「ねえ、悠里」
伸ばした腕が彼女を捕える。
逃がすもんか。
「胡桃」
「言いたくないなら言わなくていい。けど、さ」
「言いたくないなんてない!」
けど、と悠里は言った。
屋上に行くのがそもそも間違ってた。
菜園の様子見たかった、ってのもあるんだけど。
「うん」
「私、花粉症になっちゃったみたいで」
「うん、うん!?」
「だから、花粉症」
「いや、聞こえたけど。そっか、辛いんじゃね?」
「今はまだ症状軽いから。だけど…」
「なるほど。でも屋上だろうがどこだろうが、窓ガラスが割れてちゃ意味ないよなー」
あたしがそれを言うと、悠里は苦笑しながら同意を示した。
「そうね。風が強い日は特にね」
「具体的にいつからとか解んないの?」
「ん…」
「お?そこで甘えてくるの??止めて、理性飛んだままだから」
「いいわよ。胡桃になら何されたって」
あたしの肩に頭を乗せた悠里がこちらを向いてそう答える。
飛んだ理性は暫く返って来なさそうだった。



「そろそろ戻るか」
あれからどのくらい経ったかも解らない。
けれど、満足だった。
「辛いか?悠里」
「そうね、そんなこと忘れるくらい気持ちよかったから」
「そういうことストレートに言わないでくれますかね」
「ふふふ」
まあ、この分じゃ大丈夫だろう。
あたしが部室に戻ろうと立ち上がろうとした時だった。
「ん?」
「手、繋いで帰らない?」
なんて。
戻って来た理性がバイバイするようなこと仰る。
「いいけど、あまり近付くとよろしくないかも」
「え??」
「理性」
その一言で納得してくれたみたいだ。
深く言及して来ないのは助かる。
「随分時間経ったわよね?美紀さん怒ってたりして」
「あー」
部室に帰ってた由紀にも怒られたのはこの数分後の話だ。


あとがき
ん?ホワイトデーだからと言って
ホワイトデー書くとは言ってないよ、私は。
ホワイトデーかも知れないとは言ったかもだけど。
寧ろ、りーさん花粉症書きたかった。
[ 2016/03/14] がっこうぐらし!SS |