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本当は

GW中にあげたかったけど。
無理だった。まあ、仕方ないね。
続きからりーくる。バレなし、高校編のどこか。
ただイチャイチャしてるだけ。
【眠さなんて感じない程】

別になんでもよかったんだ、理由なんて。
それこそ、今から悠里とどこかに行きたいだとか無謀なことを言ったとしても。
悠里の気はこちらに向くんだから。
要するにあたしは、悠里に構って貰いたかった。
いつからこんなに独占欲が強くなったんだろう?悠里をじっーと見ながら考える。
「何か用?」
いつからこんなにその口を今すぐにでも塞いでやろうと思ったんだろう?悠里をじっーと見ながら考える。
あまりに何も言わないあたしを不思議に思ったか、悠里はあたしの名前を呼ぶ。
「ごめんごめん。悠里が綺麗だから見惚れてた」
「何?それ」
台詞とは裏腹に嬉しそうだ。
だからか、調子に乗りたくなる。
「悠里、こっち来て」
来てくれたら、あたしの意識は完全になくなるだろうことは解ってるのに。



「胡桃がこっち来るのはダメなの?」
「んー。行ってもいいけど」
所詮そんなに離れている訳じゃない。こちらから行っても別にいい。
だけど。こっちに来た悠里を抱きしめてキスしたい欲は収まらない。
「けど?」
「ああ。やっぱり悠里が来てよ、ね?」
「仕方ないわね。何企んでるのか知らないけれど」
「えへへ。やった」
そう言って悠里は見ていただけの家計簿を閉じて、こちらに来た。
「それで、来たけれど、」
最後まで喋らせなかった。
抱きしめる強さは程々に、様子を見てみる。
嫌がってはいないようだ、驚いてはいるみたいだけど。
このままキスとかしたら、もっと驚くんだろうな。
思うより早く行動に移っていた。
「悠里、かわいいー」
ずっと触れていたい唇を離して言う。
悠里の顔が真っ赤に染まるのをまじまじと見ながら。
「あのね、胡桃」
「何?」
「なんでそんな不意打ちみたいにするの?」
「なんでって言われてもね」
したいから。
これ以外にないのだが。
正直に言うと悠里は怒りそうだ。
優しく悠里の頭を撫でながら言う。
この瞬間にももっと色んなことしたいのはあたしなんだ。
「胡桃」
「今度は何?」
「ちょっと恥ずかしいんだけど。まだキスの方が、ね」
なんてこと言うんだ、この人は。
もう我慢するのもめんどくさい。
悠里と次に目が合った瞬間、もうダメだった。
「キスの方がいいって言ったの、悠里だかんな?あとで文句言われても知らない」
「文句なんて言わないけど…」
まだ何か言いたげな悠里の口を塞ぐ。
呼吸も出来ないくらいずっと唇を重ねる。
やがて苦しくなって、仕方なく口を離す。
「…悠里ってばエッロ」
「何よ。胡桃が原因じゃない」
そんな彼女を見ていて。
自分の理性が壊れ始めている音が聞こえた。
壊れ始めている?いや、もう前から壊れてる。



「な?いいかな、ここでしても」
「え?」
ぶっ飛んだままの頭では何を言っても可笑しくなるだけだ。
なら、いっそのこと堕ちるとこまで堕ちてしまえ。
「全部言わなきゃ解んない?キスの先もやりたいって言ってんだけど」
「ここで?」
「そう」
「断ってもやるんでしょ、胡桃のことだし。それに」
「それに?」
「もう始めようとしてるじゃない?」
「うん、まあ…そうなんだけど」
「全く。じゃ、私からもやるからそのつもりでね?」
「了解ー」
言い終わるなり、痕を残す。
悠里のカーディガンも脱がしにかかる。
自分で脱ぐと言っていたが、それを聞いて素直に脱ぐのを見てるのも面白くなかった。
実を言うと、行為の最中は殆ど何も覚えていない。
ただ、悠里が可愛かったなーと漠然と思ってたのは覚えている。
「ねえ、胡桃は何考えてる?」
「何って?」
「さっきまでのことで」
どうやら悠里も同じことを思っていたらしい。
少し考えて口に出す。
「悠里のことしか覚えてないけど?」
「そっ…か。同じね」
「だなー」
今だって悠里が可愛い顔見せれば、すぐにでも襲いたくなる。
そんなこと、本人には決して言わないけど。
「…もう1回する?」
悠里がふと呟いた。
一瞬なんのことか解らず、クエスチョンマークが浮かんでしまう。
どうする?なんて聞くから、え?と間抜けな声が出てしまう。
え?
「え?」
「意外ね、即答するかと思った」
「悠里から見たあたしってどうなってんの?」



それはともかく。
悠里から誘ってくるとか。
「嫌ならいいのよ?」
「なんで?喜んで頂くよ?」
「あら?そう」
「そうそう」
言うと共に、悠里の口を自分のそれと重ねる。
悠里の腕が首に回される。そういうことされると何がなんでも離したくなくなる。
「胡桃」
「ん?」
「大好きよ」
「あたしも」
大好きだとはなんとなくだけど、声にはしなかった。


あとがき
イチャイチャ。
いいよ、この2人はこんなこといつもしてれば。
どこまでやったかはまあ、想像にお任せします。
ゆきさんみーくんはよいこなので寝てます、多分。
[ 2016/05/06] がっこうぐらし!SS |