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うーむ。

続きからりーくる。
年の差だと思った?残念、ただの短編です。
まだ修正作業が残ってるんでね、短編でお茶を濁すよ。
時系列はみーくん加入前かなぁ。
【君とあたしとそんな日々】

イチャつきたいです。
数分前にあたしが言った言葉は華麗にスルーされたままだ。
目を合わせようともしない。
段々悲しくなってきた。
だからと言って諦めるなんて言葉はあたしの辞書にはない訳で。
手を伸ばす。悠里の顔に触れたかった。
「胡桃」
伸ばしかけてた手はその場で所在をなくしてしまう。
このまま触れよう。
そんな気にもなってしまうから困る。
悠里を見ると、微妙な顔をされた。
触れたらダメなやつだ、これ。
「何、悠里。イチャつく気になった?」
それでもこんなことを言うのは。
よっぽどあたしの頭が悠里で一杯なんだろう。
そんなあたしを知ってか知らずか知らないけれど。
悠里は残酷なことを宣告してきた。



「イチャつく前にやることがあるでしょう?」
「やること?」
「貴女、本気で言ってるんじゃないわよね」
「…いやぁ、本気じゃないけどさあ。あたしは」
「早く帰ってきたらその分、イチャつく時間も増えるんじゃない?」
「解ったよ」
もっと一緒にいたいのに。
なんて、惜しんでるとまた悠里が見てきた。
解ってる、さっさと終わらせるよ。
朝の見回り。
「行ってらっしゃい」
「ん、行ってくる。それで悠里とイチャつく」
「ハイハイ」
もうさっさと終わらせよう。
なんて勢いよく思っているあたしとは裏腹に。
来た。
あいつら。
なんで急いでる時に限って出るんだろうな。
身体はすっかり戦闘に慣れてしまった。
少しだけなら別のことを考えてても戦闘に支障はない。
「慣れるとかマジ嫌なんだけどな」
独り言は割れた窓の外に消えていく。



「やってきたの?」
部屋に帰って来たあたしに悠里が告げた第一声だった。
予想より返り血が酷い。
こんな時は悠里の顔を見て落ち着きたい。
「悠里、お願いあるんだけど」
「ええ。返り血落としてからでいいなら」
「勿論それでいいよ。でさ」
「イチャつきたがってたものね、そういうことでしょ?」
ニコニコと笑いながら言う。
まあ、間違っちゃいない。
それに、だ。
まずはこの嫌な返り血を洗い流してからだ。
「朝のこの時間に出るあいつらってことは遅刻常習犯かね、生きてた時は」
ふとシャワールームに行く途中、言葉に出た。
「制服だったの?」
独り言のつもりで言った言葉は後ろの悠里が拾っていた。
「んー、だと思うけど」
「そっか」
それ以降、何も声をかけては来ない。
ちょっとした沈黙が続く。
「なあ、悠里」
「何かしら?」
先に沈黙を破ったのはあたしだった。
呼んでおいてアレだが。
何か話題があるのかと問われれば何もなかった。
ただ。何か話してないと、悠里が後ろにいないような錯覚がして。
「……悠里、前歩いて」
だからこんなことを言っていたんだ。
「え。あ、解った」
大したことじゃない。
あいつらとやったあとは、どこか不安になるのはいつものことだ。
だから。
平気だ。
あたしはまだ大丈夫。
シャワーを浴びながらもこの言葉を繰り返す。
あたしが学園生活部を守る。
その為に頑張らないと。



「さっぱりしたー」
「よかった。でも胡桃」
シャワールームから戻って悠里が少し困り顔。
「あ!結局イチャついてない。もーーー」
「胡桃、無理しないで」
「へ?」
悠里があたしを抱きしめる。悠里の匂いがあたしの中に広がった。
「貴女、さっきお願いがあるとか言ってたのに具体的なこと言わないし。あいつらと戦ったあとなら尚更ね」
「お願い、か。じゃこのまま暫くこうしててよ」
「それだけ?」
「そういうこと言う?」
「言っちゃうわね。どうする?」
どうせ悠里には敵わない。
なら。
「あたしが満足するまでこのままで。あ、キスも欲しいなー」
「あら、急に欲張りになったわね」
「ダメ?」
ダメなんて言うと思う?
耳元で聞こえた気がした。
視線がぶつかって、思わず笑顔になる。
「胡桃、可愛いわよ」
だから悠里には敵わない。
でも。
「悠里も超可愛い」
こんなことも言えるんだ。悠里の紅い顔は今も忘れない。


あとがき
りーくる。
イチャコラもいいですよ。
また誰か2人の名前すら出てませんが気の所為です。
うちのりーくるは鬱い展開はないかなあ。
[ 2016/05/22] がっこうぐらし!SS |