2017 07123456789101112131415161718192021222324252627282930312017 09





ぴくしぶ





さてと。

2週間ぶりですか。続きからSS。
高校編卒業ちょっと前、原作バレなし。
Twitterの方で目隠しプレイなるものを受信したのでそれっぽいの。
勿論ジャンルはギャグで。
【災難は降ってくるものだろ、やってくるものじゃない】

あたしは学園生活部の部員である。
名前は恵飛須沢胡桃。
こんなこと別に言いたい訳じゃないけど、状況がそうも言っていられない。
よく確かめもせずにホイホイと言うこと聞かなきゃよかった。
うん、確認は大事だ。
「……なあ?」
「何かしら」
答えたのは悠里だ。
まあ、1番側にいたのは彼女の筈だったから納得だ。
「いつまで続くの、これ」
「私達が満足するまでよ、胡桃。ね、美紀さんもそうでしょ?」
「そうですね。あ、由紀先輩おかえりなさい」
「ただいまー!くるみちゃんの様子どう?シャベルくん手元になくてどうにかなってない??」
「どうもなってねーよ。早くシャベル返せ」
返せと言っても今のあたしにはシャベルを手には出来ない。
手足には玩具の手錠、目にはタオル、唯一の武器は由紀の手の中。
あたしはこの3人に嵌められたのだ。



「胡桃にちょっとしたサプライズしたいのよ」
そう言った悠里に気を取られていると。由紀がシャベルを持って。
「くるみちゃんがどれだけシャベルくんと離れられるか実験したい!」
一言声をかけたかった。
あいつのシャベルの持ち方が雑すぎる。
あれじゃ、傷がつきそうで怖かった。
そんな中で、1人状況を見守っていた美紀が。
「タオルでいいですよね、りーさん」
「そうね。先にこっちササっとかけちゃうわ」
「解りました」
あたしにはさっぱりだよ、ちくしょう。
なんであたしは少しでも怪しいと感じなかったんだろう。
今となっては何もかも後悔しか残らないけど。
悠里は慣れた手つきでササっとかける。
あの玩具の手錠だ。
………待て待て待て。
何平然と手足の自由奪ってるんだ、この人。
もう美紀が何かする前に逃げたい。
そんな希望も突然の視界遮断により儚く消える。



「サプライズ、なんだよな?」
「そう言ったじゃない」
どう見てもサプライズなんかに見えない。
変に視覚がない分、このあとが不安で仕方ない。
「で、どうします?胡桃先輩、意外としぶといですから油断は出来ませんよ」
「そうね。とりあえず由紀ちゃんが帰って来るまで待ちましょうか」
悪寒がした。
由紀が帰って来ても来なくても、何かされそうで。
口は自由だ。
色々聞けばいい。
なんて、思ってても簡単に口は開かない。
悠里に先手を打たれていたから。
「りーさん、胡桃先輩苦しそうですよ?あと、由紀先輩待つんじゃないんですか」
美紀の呆れ声が聞こえる。
あたしはその声にゆっくりと耳を傾ける余裕もないままだ。
「あ、ごめんね。胡桃」
「…何?えと、指か??それ」
「勿論。キスしたいのは山々なんだけど…まだ由紀ちゃん帰って来てないから」
「なあ、突っ込んでいい?」
「いいんじゃないですか?あ、胡桃先輩今日は可愛いですね」
「さらっとお前は何してんの?止めて。ほんと」
なんか太腿に変な汗掻いてきたし。
「なんて言って胡桃ってば」
「なんだよ。てか、いい加減美紀はスカート離せよ」
「私、もうスカート持ってませんけど」
え。てことは。
「悠里…」
「あ、ちょっと待ってね。確かめたいことあるから。それ終わったら」
そんなのスカート離してからでも出来るだろ。
言いたかったが、言ったら被害がもっと深刻になりそうな気がして。
それに。
「美紀は何?あたしのツインテ触って」
「ああ、えっと。よく手入れされてて綺麗だなーと」
「褒めても何も出ねーよ、……!?」
「やっぱり胡桃、もうショーツが全く意味ないくらい濡れてるじゃない」
「どこ見てんだよ、ちくしょう」
もういいよ、疲れた。
「胡桃先輩、そういうプレイ好きなんですか、なるほど」
してきたのはお前らだろ。声を大にして言いたかったが言わなかった。
「……なあ?」
「何かしら」
答えたのは悠里だ。
まあ、1番側にいたのは彼女の筈だったから納得だ。
「いつまで続くの、これ」
「私達が満足するまでよ、胡桃。ね、美紀さんもそうでしょ?」
「そうですね。あ、由紀先輩おかえりなさい」
「ただいまー!くるみちゃんの様子どう?シャベルくん手元になくてどうにかなってない??」
「どうもなってねーよ。早くシャベル返せ」
返せと言っても今のあたしにはシャベルを手には出来ない。
手足には玩具の手錠、目にはタオル、唯一の武器は由紀の手の中。
あたしはこの3人に遊ばれるのだ。




「あれ?くるみちゃんちょっと顔赤いよ?」
「気の所為だろ。それより、シャベル傷つけたりしてねーだろな」
「しないってー。傷つけるならくるみちゃん傷つけてみたいもん」
「由紀先輩、それもどうかと思いますよ」
「だから。もしもの話ー。くるみちゃんも本気にしちゃダメだよー」
「……お、おう」
どうだかな。
仮にもしもの話でも本当にやりそうなのが由紀なんだ。
さっきまでのこと、この状況も考えて。
「そうそう、由紀ちゃん」
「なあに?りーさん」
「あのね、実は…」
声が遠ざかる。
足音も聞こえたから移動したんだろう。
「美紀。あいつら何話してんの?」
「気になりますか?」
「まあね」
「…今度はどうやって胡桃先輩を弄ろうかって話ですよ」
「ごめん、聞こえなかった。なんだって」
足音が戻って来た。
嫌な予感しかしない。
「だからー。みんなでくるみちゃんを愛でよう!って話だよ!!」
「なんでそうなったのかの説明は一切なしなの?」
「なし。美紀さん、口予約していいかしら」
「どうぞ。私はどこでもいいので」
寝よう。そう思っても寝れる訳がなかったけど、この日のことは忘れられそうにない。


あとがき
Q「どうして口は塞がなかったの?いや、いーんだけど気になって」
A「その方が絶対いいってりーさんが言うから、え?これ内緒??」
A「えっと、だって胡桃の可愛い声が聞こえないなんてダメよ」
A「だそうですよ。まあ、他にも理由はありそうですけどね」
[ 2016/08/17] がっこうぐらし!SS |