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ぴくしぶ





10月

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10月とかはえーよ。昨日くるみの日&今日眼鏡の日らしいので10月初めのらくがきは2つ合わせた。
続きからりーくる不健全もどき。
中途半端に投げてる。うーんこの。
時系列はみーくん加入後、胡桃噛まれ前くらい。
【掃除しようか】

「由紀先輩の様子見に行ってきますね」
いそいそと後輩は出て行った。
律儀に断りを入れて出て行く辺り、彼女らしいのだが。
最近はあいつらの数も少ない。
だからだ。
きっと。こんなことを無意識でも言っていたのは。
「放送室、そろそろ掃除した方がよくね?汚いと寝るのも嫌だろ」
「…そう、ね。ちょっと待ってて」
暗黙の了解なんだ。
あたしが放送室の掃除しようなんて言った時は。
本来の意味はなさない。
「言っといてなんだけど、放送室汚れてたりしないよな」
「平気よ。それより、するんでしょ?掃除」
「まあね」
寝室に使ってる放送室。
2人で入った。
お昼前には終わるようにと一応は頭に入れておきながら。



「あ、そうそう。部室に美紀さんが帰ってきた時の為に置き手紙おいてきたから」
振り返った悠里が言う。
置き手紙の内容なんて正直どうでもよかった。
美紀がこっちに来ても別に構わなかった。
持って来たシャベルを適当に置いた。
そしてそのまま抱きつく。
「悠里ー限界ー」
「もう少し我慢して」
「えー」
「ホラ、邪魔よ。胡桃」
とか言いつつも離そうとはしない。
思いっ切り悠里に抱きついたまま、幸せってヤツを噛み締める。
やがて、悠里がこっちを向く。
「あ、準備出来てる」
「あ、じゃないんだけどね。少しは胡桃も手伝って欲しいな」
「平気平気。悠里はすぐに元気になるから」
言って唇を重ねる。
悠里によって準備された布団に優しく押し倒す。
これから寝室という名の放送室の掃除が始まる。



「ふっ、…~あっ」
「声出していいよ」
静かだ。
音という音なんて殆どしない。
あっという間に脱がした悠里の制服は傍に放り投げた。
下着も脱がしたかったけど、まずは自分も脱ごうと手にかけた。
下着だけになれば流石に少し寒い。
あたしは暖を取る為に悠里にひっつく。
ついでに見えた豊かな胸にキスをして。
「く、胡桃!?」
「このくらいで反応しないでよ。今日はとことんやるんだから」
「わ、解ってるけど」
「ね?下着も脱がしていい?」
言いながら脱がしてるのはどこの誰か。
その時、あたしの下着に悠里が手を伸ばす。
「いいわよね?」
「勿論」
頭の中が蕩けるとは、いい表現かも知れない。
身体中の至るところにキスを落とし、落とされて尚もまだ足りない。
落とした瞬間から蕩けてるんだ。
何回行為に及んでも、きっと物足りない。
満足するまであたしは。
あたし達は。
「く、るみっ、もっと!」
可愛い声を出してくれる。
ちょっと意地悪してみたくなった。
悠里の首元に痕を残す。
「あーあ。悠里何もつけてないから、キスマークバレバレだな」
「~~だっ、たら」
悠里がそう言ってあたしの首にキスをする。
だが、残念だ。
「あたしにはチョーカーあるし、いくらでも隠せるから」
「そう思う?」
「そうだろ?」
面と向かって悠里に問いかける。
今すぐにでも色々なとこに唇を押し付けたかった。
クスリと微笑んだかと思うと悠里は言う。
「多分、ギリギリ見えるところに出来たと思うんだけど」
「えー。そういうの反対」
「いいじゃない。胡桃は私のよ」
「…それを言うなら悠里はあたしんだし」
「胡桃」
「うん」
大好き、と言った悠里にあたしはなんて答えたっけ。
多分いつも通りだ。
もっとこうしてたい、なんて我儘は通らない。
でも身体は思うように動いてくれない。
「もう少し休んでていいわよ?私がやっておくから」
「そういう訳にもいかないでしょ。してる最中はそれどころじゃなかったけど、汚れてんだし」
冷静になって今の格好も充分ヤバイ。
さっさと片付けを始めないとウチの後輩が何言い出すか解ったもんじゃない。



「美紀さん、部室には帰ってなかったみたい」
「そっか」
あれから。
なるべく急いで部室まで来たものの、悠里が置いた手紙が残ってるだけだった。
それはいいことだけれど。
2人でいるとどうも落ち着かない。
さっきまでのことを思い出してしまう。
放送室の掃除は終わったんだ。
自分に言い聞かせる。
あまり掃除なんてやりすぎるのもよくない。
よくないのに。
「あ、胡桃。今日のお昼だけど」
「ひゃあ!?」
「ひゃあ」
「繰り返さないでよ。お昼?」
「ええ。そろそろ節約した方がいいから」
へー。と、悠里の方を見てしまった。
…あ、これダメだ。
それは向こうも同じだったらしい。
顔を逸らされた。
「カレーがいい」
「え?」
「カレー。お昼。節約もいいけど今食べたいのはカレーなんだよ」
咄嗟に出たのはそんな言葉。
あたしは1回だけ悠里を抱きしめてから即離れた。
溢れる思いに蓋をしながら。


あとがき
りーくる何してるの。
もうこんな展開じゃなかった筈なんだけどなあ。
まあ、仲良いのはいいことだよね!
由紀さんはお勉強してるよ、多分。
[ 2016/10/01] がっこうぐらし!SS |