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ぴくしぶ





1月7日

あれ?もう7日??
これアレだ、来月になる頃には1ヶ月早いよチクショウとかほざいてるやつだ。
続きからSS。
学園生活部の皮被ったくるみき。
【そんな日だってたまには】

あたしも、由紀も追い出された。
勿論反抗したけど、由紀が言った私達がいたら邪魔なこと…勉強!の一言で戸惑う辺りダメなのかも知れない。
「でもなんでわざわざ屋上に行けだなんて。寝室とかでいいと思うんだけど」
「いいんじゃない?たまには。それとも私といるのそんなに嫌?」
上目遣いが妙にあざとく見える。
それに心配事なら他にある。
「万が一ってこともあるんだよなぁ」
2人は1時間もかからないと言ってたけどそれでも。
「くるみちゃんはぁ…私じゃなくてどっちの心配してるのかにゃー!?」
「どっちってどっちもだよ。何言ってんの、お前」
私はー?心配してくれてる??
してるしてる。
「もう!くるみちゃんてば適当なんだから。あとさー」
「何」
「私、時間解んないからくるみちゃんよろしく☆」
「いやいや、あたしだって詳しくは解んねーよ!?」
時計なんて最早機能してない。



「下からいい匂いがする気がする」
「なんだよ、その嗅覚…つまり何か作ってんの?あの2人」
さあ?でもだったら楽しそうでいいよねー。
呑気にそう言ってはニコニコと笑う。
確かに何か料理の1つでも作ってるのなら、あたしと由紀はただの邪魔になるかもだけど。
言ってくれさえすれば、由紀は兎も角あたしは少しでも手伝ったのに。
「くるみちゃーん?」
「なんだよ」
「話聞いてないでしょ?」
「ロクでもない話なら聞かない、てか耳に残らない」
ロクでもなくないよ!くるみちゃんが…。
何か色々文句言ってたがあまり相手にはしなかった。
「また聞いてないー」
「いや、だって。匂い強くなってね??」
「わぁ、ホントだー!」
そう言うが否や、由紀は屋上を飛び出した。
止める暇もなかったとはまさにこのことだ。
あとで悠里と美紀に何言われるか。
そう思いながらもあたしも階段を駆け下りる。



「ん?」
「あ、くるみちゃん来た!!」
「これで全員集合ですね」
「それじゃ、始めましょうか」
何を。
?マークいっぱいのあたしに向かって。
「感謝の気持ちですよ、胡桃先輩。まあ、由紀先輩にも一応感謝の気持ちを」
「だから一応は酷いよ、みーくん」
「いやいや、感謝て。あたしはお前達にも充分感謝をだな」
「そう?気持ちは受け取っとくわね」
本当なのに。
目の前に並んだものを改めて見る。
こんなの、勿体なくて食べれない。
なんて思ってたのも少し前だ。
「くるみちゃんが食べないなら全部食べちゃうよー」
「馬鹿言うなよ」
「由紀先輩、全部食べたらお腹壊しますから」
突っ込むのそこなの。
そんな目で見てたら、目が合った。
「折角作ったんだから美紀達も食えば?」
「それは、」
「ねえ、胡桃。私と美紀さん、どっちが何作ったか解るかしら?」
「私わかるー!これがみーくんだね!」
「って由紀は言ってっけど??」
「すみません、由紀先輩。違います」
バッサリ言った美紀に由紀はショックを受けている。
挙句には。
「りーさんごめんなさい~」
「いえいえ。美味しかった?」
「うん!」
「なら許してあげるわね」
「わーい、りーさん大好きー」
ハグかぁ。
堂々としやがって。
手に持っていた食べかけを口に入れて。
それを見ていたらしい美紀が声をかける。
「ちなみに胡桃先輩、今食べてるのはどっちが作ったか解ります?」
「さあなー。美紀でいいや」
「いいやって、なんですか」
「美紀でFA」
溜め息が聞こえた気がしたけど気にしない。
「……いっそのこと由紀先輩みたいに外してくれれば」
「どういう意味だ、こら」
答えない。
手招きされたので大人しく向かう。
「当てたご褒美でもあげますね」
直感で解った。
解ってたのに。
身体はずっと美紀を見たまま動かない。
時間は永遠に感じた。



「ズルイなぁ、くるみちゃん」
「まあまあ、ホラ。これが美紀さんが作ったのよ」
「あ、みーくんの味がするー」
「どんな味だよ!!」
ヤバイ。
思わず突っ込んでしまった。
そして、隣からこんな声が。
「きっとこんな味なんですよ」
こんな味。
なんだよ、それと口に出す前に目には美紀のアップしか映らない。
「ちぇ、やっぱりズルイよ。くるみちゃんは」
「羨ましい?」
「ちょっとだけー」
そんな由紀と悠里のやり取りも聞こえない。
我に帰るのも少しあとでいい。
それは多分美紀も同じだ。


あとがき
学園生活部書いてたと思ったらくるみきになってた。
とりあえず笑ってればそれでいいのよ。
まあ、泣かせたい欲もあるにはあるから困るんですけどね。
泣かせたいの意味が勿論2つの意味であるから救いようもない。
[ 2017/01/07] がっこうぐらし!SS |