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2週間ぶり

マイペースに更新はしたいけど
あまり間が空くようなら、らくがきでも挿みたい。
続きからくるみき、多分高校のどこか。
ひたすら2人がイチャイチャしてるだけ。やまもおちもいみもないよ!
【いつも君といつまでも】

勉強の途中で席を立ったのは理由がある。
トイレ、なんてのはただの口実だ。
それ以上でもそれ以下でもない、多分りーさん辺りには薄らとバレているかも知れない。
もし何かあったらなどと手に持って来ていたシャベルが邪魔に感じる。
そろそろ来る頃か。
振り返ってみる。廊下は静まり返っている。
やけに寂しく感じて目を逸らす。
早く来いよ、トイレに着いちまうぞ。
気付いたら1人立ち尽くす。
あたしは知りたくなかった。
こんなに自分が弱くなっていることに。
声を聞かなきゃ安心出来ない。
姿を目にしてなければ落ち着かない。
それに何より。
一緒にいる時は思いっ切り甘えていたい。
こんな感情、友情だと思いたかった。



「おせーよ」
あれから数分。
足音とともにそいつはやって来た。
近くまで来て、こう返す。
「よく言いますよ。私とりーさんに由紀先輩押し付けて。自分は勉強サボリですもんね」
「だってお前由紀にかかりっきりじゃん」
「ヤキモチですか、先輩」
「そーだよ」
反論しようかとも思ったけど止めた。
今は無駄な話はしていたくない。
すぐに美紀の方へと身体を向ける。
そしてそのまま唇を奪う。
「ちょ、するなら一言言って下さい」
「素直に言ったらどうしてくれるの?」
「え?それは、私からもう1度…何言わせんですか」
なるほど、今度から言ってからしよう。
思考が顔に出てたのか怪訝な顔をされた。
「なんでもねーって。つか、そろそろ戻るか。りーさんの雷怖いし」
また2人で話そうぜと言ったら、嬉しそうな声音で仕方ないですねと返ってきた。



あれから。
りーさんに予想通り雷を食らったあたし達は夕食前の雑談をしていた。
「みーくん、ご機嫌だねー」
「そうですか?」
「うんうん」
「胡桃も機嫌いいわよね。さっきあれだけ怒ったのに」
「そんなことないけど」
「みーくんと何かあった?」
「何かってなんだよ」
ある意味怖い。
変なトコで核心をついて来る。
別に話してもいいんだけど、こいつには素直に言いたくはなかった。
美紀の方を見る。
言いたくないのは美紀も同じのようだ。
その時、由紀のお腹が盛大に鳴る。
「聞かないでー」
そんなん、もう遅い。
笑いを堪えながら夕食にしようと話す。
「いつもりーさんに任せっきりですし、手伝いますよ」
「大丈夫よ、美紀さんは座ってて」
「でも…」
2人のやり取りを耳に由紀で遊びながら聞いていた。
ホントはあたしも手伝うって言った方がいいんだろうな、なんて思いながら。
夕食後。
ぼんやりと考えていた。
今すぐにでも連れ出したい。けどそんなことは出来ないことくらい知ってる。
グルグルと頭の中が渦を巻く。
知らず知らずの内に目線は美紀に向いている。
多分こっちの視線に気付いてる。
早く夜になって欲しかった。
それくらい今のあたしは飢えているってことで。
こればっかりは仕方がない。
言い聞かせながら耳を傾ける。なんの話してたっけ?
「それじゃ、細かいことはまた明日ね。胡桃もそれでいい?」
「へあ!?」
変な声と共にりーさんを見る。完璧に呆れ顔だった。
「くるみちゃん…まさか寝てた?」
「寝てないよ」
「と言うよりも、そういうことでしょ?美紀さん」
「な、何がそういうことですか」
やっぱりりーさんには敵わない。全部知ってんじゃねーか。
再びこちらを見たりーさんは何も言わない。けど、行くなら行ってどうぞと言ってる気がした。
敵わない、なあ。
「美紀ー。ちょっと付き合ってー」
「え、え!え!?」
「ホラ、行くぞ」
「ど、どこにですか???」
「上」
扉を閉める時に由紀の声が聞こえた。
なんて言ってたっけ。ズルイは耳に残っている。



「なんで先輩はこう強引なんですか」
「いーじゃん。ほらほら、美紀の温もり欲しいんだからこっち来てよ」
「………そしてすぐそんな、あーもう」
「美紀、大好き」
「はい」
ずっとこのままがいいと思うのは贅沢でもなんでもない。
ふと優しく髪を引っ張られる。何かと思った顔を上げると、口を重ねられた。
「さっきの仕返し?」
「…したくなったからしただけです」
「したくなったんならしょうがないな。あたしも色々としたいんだけどね」
「してもいいですけど、その」
「解ってる。いい時間になったら部屋に入るよ」
だからって何もしないなんてあたしの選択肢にはない。こっちからもキスを返す。
「んー…美紀可愛いし、今日はここで寝ちゃいたい」
「ダメですよ。なんですか、すぐ部屋帰りたいんですか?」
そう言ってそっぽを向いた美紀もまた可愛くて抱きしめる。あたし達はまだここから離れられない。


あとがき
くるみき。
ただ理由もなくイチャイチャさせるのもアレですね。
書いてるこっちがなんか、なんか!!!
余談ですがくるみきのイメージに夜とか外とかあるんですよね。
[ 2017/03/18] がっこうぐらし!SS |