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ぴくしぶ





3/25

うそだぁ、今月更新ここまで2回とか。
いや、SSだけならこれが初めてとか。
まてまて、全く。サボりすぎだっつの。
続きからくるみき。恵飛須沢さんキャラ崩壊注意。
【君と見た景色はいつもあのままだけど】

不必要に付近を歩いてみたり、じっと見つめてみたり。
そんなものこれっぽっちも邪魔でしかないことは理解してるつもりだ。つもりだ。
大事なことなので2回。
「先輩うるさい」
「何も言ってないぞ」
「とりあえず座って下さい。確認してから私トイレ行って来ますので」
トイレ。私も行こう、うん。決して邪な考えがあるわけじゃない。
「なー、それならあた」
「先輩はここに残ってて下さいね」
「え、なんで」
「なんでじゃないでしょう」
「え、やだ。行く」
「…先輩のこと嫌いになってもいいんですね?」
「え、え?やだ」
「はあ。ダメだ語彙力死んでる」
何か言ってる美紀をちゃっかり抱きしめる。いい匂いだ。頭を撫でられてまた幸せになる。
撫でてる手が段々強くなる。幸せは長く続かなかった。トイレ行きたい?だからあたしも、あーそれじゃ美紀が嫌いになるんだった。



大人しく待つことにした。帰って来たらまた頭を撫でて貰おう。
机に置いてある美紀の本を手に取る。ページを捲っただけで頭がよくなった気分になって気分がいい。
「 I…I…うーん」
「何してるんです」
「I love youないかなーって。ないの?」
「この本にそんな単語ある訳ないでしょ」
「だってどんな本なのかも知らないしー。あ!頭撫でてー」
「撫でてーじゃなく」
「いいじゃん、ね?あたし悲しいんだよ。今日の晩御飯カレーだってりーさん言ってたし」
「その場に私もいたので知ってます。甘口じゃないんですよね」
「美紀ー頭ー」
「先輩、語彙力戻って下さいよ。話しづらい」
「嫌いに」
「これで嫌いにはなりませんけど」
「やったー」
「語彙力って言うより、頭のネジが全部飛んで行った感じですかね」
「美紀ー好きだよー」
「よしよし。私も好きですからネジを探しに行きましょうか」
あたしは言う通りに美紀について行った。ところで何しに行くんだろう?



暫くしてりーさんと目が合った。
歩いて来たのは知ってた。ただ1秒でも長く美紀を見てたかった。
「2人してどうしたの?」
「へっへーん!羨ましいかりーさん。デートだ、デート」
「先輩の頭のネジを探しに。何かあったらすぐ戻りますので」
「あ、そういうこと」
「りーさん聞いてる?デートだぞ、デート!」
「はいはい、聞いてるわよ。デートだったら屋上とか行ってみたら?」
「お、いいなー。美紀」
「屋上ですね、了解」
「探し物を探すのには上から順に見るのよ」
「あー、成る程」
あたしは2人の会話をどこか遠くで見ながら、早く屋上に行きたい気持ちで一杯になっていた。
「りーさーん」
「あらあら、ごめんなさい。もう終わるから」
「それもだけど今日のカレー」
「ダメよ」
「まだカレーしか言ってない」
「それにね胡桃。残念なお知らせがあるの」
「え、いい。聞きたくない」
「そう?」
「なら屋上行きます?先輩」
行く。
忽ち美紀に引っ付く。溜め息みたいなものを吐かれた気がするけど気にしない。
そのまま屋上へ美紀とデートだ。
やったーい。
ただの屋上だと思うかも知れない。けどあたしには最高のデートスポットだ。
「美紀ー。屋上気持ちいいなー。美紀も気持ちいいよー」
「んー…気持ちよさだけで言ったら先輩の方が上なんじゃないですか」
あ、これ解る。ちょっと拗ねてる。
かわいいなー。
「そういう気持ちよさとかで言ってるんじゃないぞー」
「そうですか」
「一緒にいて、なんつーの?ずっと一緒にいたい人っているじゃん」
「ネジとか見つけてから聞きたかったな、そのセリフ」
「ん?」
「今の先輩いつにも増して馬鹿っぽいですし」
「美紀馬鹿ってやつだよ」
「意味解りません」
美紀のことになると考えが適当になる。ううん。それ以外のことでも適当になる。
「美紀がいないとだめなやつ」
「私いなくなりませんよ」
「どしたの?突然」
「……ネジを!探そうと!!思って!!!」
さっきからネジネジってどこのネジだろう?
「な、ネジってさ」
「先輩のここのですよ?」
頭を指されてしまった。そんなところにネジなんてないんだけどな。



結局ネジとやらは見つからなかった。
他の場所も探そうとはしなかった。
「いいの?どこか行かなくて。トイレとか」
「トイレ推しますね」
「大事でしょ?トイレ」
「そうですけど…美紀馬鹿とやらになってる先輩に言っても無駄なんであとでいいです」
「そんなー、無駄でも言ってー」
「それじゃ1つだけ」
「うんうん。あ、そうだ」
「なんですか、もう!」
「晩御飯、美紀があーんしてくれたら我慢出来る気がする」
「しません」
「してくれるんだね!やったあ」
「ちょ、しないって言って」
「美紀ー」
解りましたよ、全く。
ネジ?失くてもいいなんて思う。美紀がいればあたしの生活なんて何も変わりはしない。


あとがき
くるみき。
ネジが飛んだ話。
もっともっとぶっ壊してもいいかも知れない。
でも直樹が壊れてるのは想像出来ない。
広げた風呂敷が畳めなくなりそう。
[ 2018/03/25] がっこうぐらし!SS |